2017年3月29日に投稿された、次のような写真付きのツイートが話題となっている。

仙巌園（せんがんえん）は、鹿児島市吉野町にある薩摩藩主・島津氏の別邸跡とその庭園、「磯庭園」とも呼ばれている。ここで食べた「両棒餅（ぢゃんぼもち）」が格別だったようだ。「両棒餅食べました」というコメントが添えられている。

たしかに見るからに、美味しそうだが、どんな食べ物なんだろう......。

醤油ダレと味噌ダレの2種類が......


鹿児島名物・両棒餅（Nissy-KITAQさん撮影、Wikimedia Commonsより）

両棒餅とは、もち米や上新粉で作った楕円状のお餅・団子に、竹串を二本指して、上から甘い砂糖醤油のトロミたれをかけたもの。武士が刀を二本脇に差していた姿を模したと伝えられる。「ぢゃんぼ」という読み方は、「両棒」がなまったものだろう。

冒頭の仙巌園の他にも、仙巌園前の磯海水浴場近辺に両棒餅を売る店が多い。

ツイッターには、両棒餅を食べた人からの報告が多数寄せられている。

両棒餅を実際に食べた人の感動も、格別のようだ。