まさかの電撃移籍の可能性が報じられたジョス・ウェドン
 - Dave J Hogan / Getty Images

写真拡大

 マーベルスタジオの大ヒット映画『アベンジャーズ』シリーズを監督したジョス・ウェドンが、DCコミックスの女性ヒーロー、バットガールの単独映画を手掛ける可能性をDeadlineほか各メディアが報じた。

 同サイトによるとウェドンは、『ジャスティス・リーグ』などのDCエクステンデッド・ユニバースの一部となるバットガールの単独映画で、脚本・監督・製作を務めるべく交渉中とのこと。『アベンジャーズ』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』というヒーロー集結映画を成功に導き、マーベル人気の立役者となった人物の参戦は、DC陣営にとって明るいニュースとなりそうだ。

 バットガールは、ロビンと共にバットマンを支えるサイドキック。その正体は、警察の立場からバットマンを支えるゴードンの娘バーバラ・ゴードンで、映画では『バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲』でアリシア・シルヴァーストーンが演じた。コミックでは何度か代替わりをしているが、情報筋がEW.comに語ったところでは、ウェドン版のバットガールはやはりバーバラが主人公となり、DCユニバースを一新したコミックシリーズ「THE NEW 52!」の彼女が下敷きになるという。

 DCの女性ヒーロー映画は『ワンダーウーマン』(8月25日全国公開)に続いて2本目。『ワンダーウーマン』のパティ・ジェンキンス監督は、かつて『マイティ・ソー』シリーズ第2弾のメガホンを取るはずが降板した経緯があり、交渉がまとまればウェドンは、彼女に続いてマーベルからDCに移籍する監督となる。ウェドンはかつてワーナーの下で『ワンダーウーマン』の映画化にかかわっていたが頓挫したことがあり、今回は何事もなく映画化にこぎつけるのかも、気になるところだ。(編集部・入倉功一)