23日にカタールのドーハで行われたスーペルコッパ・イタリアーナで、PK戦の末にミランに敗れたユヴェントス。試合後、マッシミリアーノ・アッレグリ監督が怒りをあらわにした際の動画が話題となっている。

セリエAで5連覇を達成し、今季も首位で前半戦を折り返すことを決めるなど、イタリア国内で絶対的な強さを誇るユヴェントス。昨季の2冠王者として、コッパ・イタリア決勝で下したミランと対戦したスーペルコッパでも、ユーヴェは今季初のトロフィーを手にすると予想されていた。

だが、ユーヴェは18分にジョルジョ・キエッリーニのゴールで先制しながらも、38分に追いつかれてしまい、その後はミランに苦しめられて得点を奪えず。延長戦でも決着がつかず、PK戦に突入すると、2人が失敗したユーヴェはミランにタイトルを譲ることとなった。

古巣ミランを相手にトロフィーをさらわれたアッレグリ監督は試合後、幹部のジュゼッペ・マロッタやファビオ・パラティチに対し、激高した様子で何かを訴えかけている。


アッレグリ監督は何かを指さしており、一部の選手に対する不満をフロントにぶちまけたのではないかとの見方も。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、指揮官が「あいつらのケツを蹴っ飛ばしてやりたい」と叫んでいたと報じている。

アッレグリ監督はその後、「ミスと疲れにやられた。再出発のために休もう。道のりはまだ長い」と前向きなコメントをツイートしている。


タイトルを逃したユーヴェが2017年にどんな戦いを見せるのか、注目される。