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わかめがたっぷりと入った「ペヤング わかめMAX(マックス)やきそば 醤油味」(税別175円)が今週発売され、「ペヤング」ファンには激震が走った。実際にマイナビニュース編集部でも食べてみたところ、わかめの食感と麺の相性のよさに驚かされた。そのとき、「わかめってほかのカップ麺にも合うんじゃないか?」と思ったので、実際にいろいろなカップ麺で試してみた。

○通常の「ペヤング ソースやきそば」ではどうだろうか

まずは、通常の「ペヤング ソースやきそば」で試してみよう。普段どおりにかやくを入れると同時に、「ペヤング わかめMAやきそば 醤油味」の時のように乾燥わかめを入れる。量が分からなかったので、とりあえずひと掴み分の乾燥わかめを入れると、湯切りをしたときにわかめが増えすぎて「何を作っているんだろう……」という気持ちになった。

そこにソースとふりかけ、スパイスを入れてかき混ぜれば「ペヤング わかめソースやきそば」の完成だ。実際に食べてみると、シャキシャキとしたわかめがアクセントとなり、いつものペヤングとはひと味違う気がする。わかめが増えたことでボリュームもアップしているのはうれしい。ソースとスパイス感でわかめの味が弱まってしまうので、わかめもちゃんと味わいたいという人は「ペヤング わかめMAやきそば 醤油味」の方がいいだろう。

○「マルちゃん 赤いきつねうどん」には合うだろう

先ほどの「ペヤング ソースやきそば」を食べて思ったが、ソース系よりもだし系の味わいの方がもっと相性がよさそうだ。そういうわけで、続いては「マルちゃん 赤いきつねうどん」で試してみよう。性懲りもなく、今回もひと掴み分の乾燥わかめを入れてみる。5分たってふたを開けてみると、「赤いきつねうどん」の醍醐味でもある油揚げがわかめに飲み込まれていた。

だしの優しい味わいのスープに、わかめの風味が溶け込んでいる。よく考えてみると、うどんとわかめの組み合わせが合わないわけがない。ほんの少し加えるだけで、だしの風味がより豊かになるのでこれはオススメだ。

○磯の香りに合うなら「カップヌードル シーフードヌードル」もいけるはず

「マルちゃん 赤いきつねうどん」を食べながらひらめいたのが、「カップヌードル シーフードヌードル」。同じ海のものならこれもいけるだろう。ひと掴み分の乾燥わかめを入れ、湯を注いでみる。もはや、どのくらいわかめが増えているのかということが楽しみになってきた。開けてみると、期待を裏切らない一面のわかめに思わずガッツポーズが出てしまう。

わかめが増えすぎていて、思うように麺をつかむことができなかったが、やはり筆者の読みが正しく、シーフードとわかめがお互いの風味を高めあっていた。わかめの磯の香りで、より本格的なシーフードの味が即席で楽しめるのは発見だった。

今回の挑戦で、わかめはカップ麺との相性がよく、とりわけだしがきいたものや、シーフード系と合うことが分かった。ひと掴み分入れることで、ボリュームもアップするので、ぜひ空腹なときには試してみてほしい。わかめは水分をよく吸うので、湯を注ぐときは多めに入れるよう勧める。

(福田啄也)