美髪を手に入れる為の3ステップ
特にロングヘアの方は、お風呂上りに髪を乾かすのが面倒で、自然乾燥にしているというかたも多いのではないでしょうか。
しかし髪が湿ったままだと、細菌が繁殖しやすく、頭皮の炎症の原因にもなります。
濡れた髪は頭皮の温度を下げるので、頭皮の血行も悪くしてしまいます。血行が悪くなると髪の栄養が行き渡らず、髪の毛の成長を妨げてしまうのです。
また、濡れた髪はキューティクルが開いた状態で、汚れや紫外線によるダメージを受けやすくなるため、切れ毛や枝毛の原因になりがちです。頭皮にとっても、髪にとってもよくありません。
髪を乾かす手順
1.水を絞るシャンプー後は、なるべく早く湿っている状況をなくす方がよいため、タオルドライやドライヤーの使用は必須です。しかし、ドライヤーの熱風を長時間当てていることは、髪を痛ませる原因にもなります。効率的に髪を乾かす為には、まずは、手で水気が出なくなるまでしっかり絞りましょう!
2.タオルドライまずは、タオルの上から指の腹で頭皮をマッサージするように水気を拭き取ります。
次に、髪の毛をタオルで挟んで押さえるようにして水気を吸い取ります。このときこするのではなく、“ポンポンッ”と軽くたたくようにして拭くことがポイントです。
【根元から乾かす】
根元の部分は毛先と比べると水分が蒸発しにくいため、髪の毛の根元に近い部分から乾かします。ドライヤーの熱風が充分に当たるように、ヘアーブラシを使ったり、あるいは、指で髪を掻き上げながら行うとよいでしょう。
その際、直接頭皮に風が当たらないよう、ドライヤーを頭から10〜20センチ離しましょう。髪は60度以上の熱風を浴びると火傷してしまい傷んでしまいます。通常のドライヤーの場合、噴出口付近で140度近い熱風が出るため、近付け過ぎると水分が蒸発して頭皮が乾燥するのはもちろん、髪に強いダメージが加わり、髪がパサパサになります。また毛先については、特に乾きやすく傷みやすい傾向があるので、あまり直接風を当てないようにしましょう。
【全体に満遍なく風を当てる】
ドライヤーの風が同じ部分ばかりに風が当たると、過剰な水分の蒸発を招き、髪と頭皮を傷めてしまう危険があるため、頭髪全体に満遍なく当てるように心掛けましょう。
また、手で髪をバサバサ動かしてしまうと摩擦が生じ、髪にダメージを与えてしまいます。そのため、なるべくドライヤーを持つ手を動かすようにしましょう。
【下を向いて乾かす】
ロングヘアの方は、自分の足元を見るように、下を向いて乾かすと根本が乾かしやすくなります。また、ボリュームを出したい方も同じようにして乾かすとボリュームがでやすくなります。最後は、顔を起こして整えましょう。
何か特別なものをプラスするのではなく、乾かす際の工夫でできることなので、少し意識して行い美しい髪を目指しましょう。