知っているだけで得をする!プロが教える「周りと差がつく」リップの使い方

写真拡大 (全2枚)

秋冬メイクのポイントといえば、なんといっても“リップメイク”。この季節はやはり濃いめリップが人気ですが、実際に自分がメイクするとなると苦手意識を持っている方もいるはず。しかし、実は使い方次第で表現の仕方は無限大です!

そこで今回は、メイクアップアーティストである筆者が、周りと差がつくリップの使い方をご紹介します。

■ひび割れ唇は論外

これからの季節は、どうしても唇が乾燥しがち。その上からいくら鮮やかなリップをのせても美しさは半減……。まずは、土台を整えることからスタートしましょう。

“常日頃からリップクリームで唇を念入りにケア”。これを徹底するだけでも女子力はグンとアップし、優秀リップのパフォーマンスをより一層あげることができます。

■鮮やかリップはリップベースを駆使

色鮮やかなリップアイテムのカラーをそのまま出したいという場合、唇に使用する下地を活用するとよいでしょう。それにより、唇の縦じわをなじませ、リップのノリや持ちを良くしてくれます。

下地は、ポンポンと薄くなじませる程度でOK。分厚く塗ったからといって、リップの持ちが良くなるということではないので悪しからず。

■立体感リップにはペンシルをフル活用

リップを強調して見せる場合リップペンシルを使用しますが、ただ輪郭をとるだけでなく使い方をちょっと工夫するだけで“立体感”のある口元を演出することができます。

まずは通常どおり、口角からぐるりと1周輪郭をふち取ります。そして、口角から唇の中央に向かって5〜8ミリ程度、リップペンシルで唇を塗りつぶします。(上唇・下唇同様)

そうすると、唇中央部分だけが塗られていないという滑稽な姿になるものの、この上からしっかりとリップを塗ることで、リップペンシルを塗りつぶしてある口角部分が奥まって見え、唇中央が出っ張って見えることから、ナチュラルな立体感を演出することができます。

より一層立体感を強調する場合、唇中央にだけハイライトになるようなパールグロスをのせるとメリハリのあるリップに仕上げることができますよ!

いかがでしたか? 濃い色リップも指でポンポンとぼかしたり、グロスと混ぜて使用するとナチュラルに使うことができて、苦手な人も活用できること間違いなし。

“ものは使いよう”とは、まさにこのこと。今ある手持ちのアイテムでも、十分に楽しむことができるので、この秋冬はリップメイクで遊んでみませんか?

【筆者略歴】

※ 黒木絵里 ・・・ 外資系化粧品メーカー2社、某大手ヘアサロンのメイクセクション統括を経験後、独立。Eri Kuroki Make-up solution代表となり、育成やマニュアル監修、大手企業のセミナーのほか美容ライターとしても活動中。

【画像】

※ Re_sky / shutterstock