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By Sean MacEntee

Appleといえば2016年9月8日にiPhoneシリーズ初の耐水機能搭載モデルとなる「iPhone 7」を発表したばかりですが、2010年に登場した「iPhone 4」をビンテージ製品とオブソリート製品のリストに加えようとしていることが報じられています。

Apple to make iPhone 4 'obsolete' by November - bad news if you're still using one - Mirror Online

http://www.mirror.co.uk/tech/apple-make-iphone-4-obsolete-9060875



Apple to make iPhone 4 'obsolete’

https://www.broadbandchoices.co.uk/news/mobile/apple-to-make-iphone-4-obsolete-01517



Appleの「オブソリート製品」というのは、製造中止から7年以上が経過した製品を指します。Appleではこのオブソリート製品に対するハードウェアサービスを例外なく終了しており、サービスプロバイダでもオブソリート製品の部品は発注できなくなります。もう一方の「ビンテージ製品」というのは、製造中止から5年以上7年未満の製品を指し、Appleはビンテージ製品においても一部の例外を除いてハードウェアサービスを終了しています。

iPhone 4は製造中止から約5年が経過した端末であり、iOS 7.1.2以降のOSアップデートもサポートされていません。これがビンテージ製品とオブソリート製品のリストに加わることになれば、ソフトウェアアップデートやセキュリティパッチも一切受けられなくなります。

今回は製造中止から5年が経過したということで、iPhone 4はビンテージ製品のリストに加えられることとなる見込みで、正式に追加される、つまりはハードウェアサービスが終了するのは10月31日になる模様。

ビンテージ製品のリストにiPhone 4を加えれば、Appleによる保証対象外の修理すら受けられなくなるというわけ。画面がバキバキに損傷している、というくらいなら非正規の修理サービスなどが使えるかもしれません。しかし、その他の箇所が故障してしまっているなど何らかの問題があるならば、ハードウェアサービスを受けられるうちにApple公式の修理を受けて置いた方が良いのかも。



By renatomitra

なお、ビンテージ製品のリストに加えられるのはiPhone 4だけなく、2010年モデルのMacBook Airの13インチモデルも含まれます。