安い仕事、受ける? 断る? クリエイターが覚えておきたい「依頼を断るときの心構え」
イラストレーターやコピーライターをはじめとするクリエイター。ときに、「適当でいいから作ってみて」「ちゃちゃっと作ってみて」など、無茶ぶりをされることがあるかもしれない。また、仕事内容には問題がなくても、報酬が見合わないパターンも…。
そんな状況に陥ったときの対応について、Twitter上では意見が交わされている。
安い仕事を断る時は「たとえ安くても、仕事を頼んできた人には申し訳ないけど…」っていう気持ちじゃなくて「きちんと高い料金で頼んできた人に悪い」と思ったらすぐ断れる。だってだいたいは高い料金を払っている人のほうが自分の能力を認めてくれている人だもんな。そっちに義理を通したい。
— こおろぎ (@Kohrogi34) 2016年10月13日
よく見られてるので補足すると、同じサービスの価格が違った場合、高く払ったほう=自分の価値を認めてくれている人のほうが金額的に損をしてしまう。それはなんとしても避けたい。もし安くする場合は、やらないことを増やすなど、条件をつけるべき。
— こおろぎ (@Kohrogi34) 2016年10月13日
投稿者の作曲・編曲家であるこおろぎさん(@Kohrogi34)は、安い仕事を断る際の心構えについて「安いと言えど、仕事を依頼して人には申し訳ない」という気持ちではなく、「きちんと高い料金で頼んできた人に悪い」と考え、より高い報酬の依頼主に義理を通したいと語る。
また、もしも同じサービス内容を安く提供する場合は、「やらないことを増やすなど、条件をつけるべき」とも。
@Kohrogi34 差別化は必要だね、でないとホントに適正価格で依頼してくれる誠実な人が馬鹿を見ることになる。
— 蚊取線香 (@katori_geryosu) 2016年10月14日
うちのおかんも服飾関係の仕事してて実家に専門的なミシンがあるから、作ってくれ、直してくれ系のたかりしょっちゅう受けてる。そんなおかんから貰ったありがたい言葉は「技術を気軽にたかってくる人はお前を頼ってるんじゃなくて下に見てる証拠だから人間関係切れ」
— はがん (@hagan_hosenka) 2016年10月13日
「ちょっとこれ訳してくれへん?大体でいいねん、大体で」 地雷ワード=大体 ホントこれな、「技術にたかる」やつ大杉 https://t.co/YFK6yoxsHv
— AYUMINGPEKO (@ayumingpeko) 2016年10月14日
これは思うよねえ>「きちんと高い料金で頼んできた人に悪い」とはいえ私は仕事断っちゃうことあったけど、周囲の同業は断らないって言ってるひと多かったな。「仕事が切れたらこわい」と言ってて、私達のクラスだと本当不安定だったので、なかなか断れないのはわかるよ。。
— anon@字書きモード (@pochi_go) 2016年10月14日
これに対し、そのほかのユーザーからは「適正価格で依頼してくれる誠実な人のためにも差別化は必要」と同意する声や「気軽に技術を求めるのは、頼りにしているのではなく下に見ている証拠」「『大体でいい』という依頼は地雷ワード」といった意見が上がる一方で、「仕事が切れてしまうのが怖いので断れない人もいる」というユーザーも現れた。
経験を積むうちに、一度は遭遇しそうな悩ましい状況。もし報酬が見合わない依頼が来たとき、あなたならどう対応するだろうか?
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