茨城県は、パパイヤを栽培できる北限。パパイヤをもっと世に広めたいとの思いで試行錯誤の末、たわわな実がなる畑が完成。農園では青パパイヤを使った商品や料理を販売。

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今回で第4弾となった「カラダにいいもの大賞」。

思わず試したくなる、スペシャルな健康アイテムを日本中から見つけてきていますが、“カラダにいいもの”編集担当2人の、取材裏話トークや、個人的に気になるあれこれと、最近のお気に入りアイテムをご紹介。どういう視点でモノを選んでいるのかも、少し真面目に語ります。

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橘田:いいものって作りがシンプルなものが多いから、見た目も一見地味だったりして。触れてみてはじめて納得するよね。

板倉:私たちがモノ選びで大切にしているところも、体感することと、作り手の人の思いを聞くこと。

橘田:今回もいっぱい試したし、いろんな人と会ったね。印象深かったのは?

板倉:パパイヤを作っている、やぎぬま農園さんでのお話は面白かった。酵素たっぷりで栄養バランスも良い、最強のスーパーフードとして、今後ますます青パパイヤは注目されていくに違いないって思わせてもらったな。

橘田:パパイヤ畑の土がすごかったもんね。フッカフカで栄養がたっぷり詰まっている感じ。土の上を歩いていた青虫も、今まで見たことないくらいに、プリップリで。良いものを作るには、まず土作りからが一番大事なんだな、と。

板倉:モノが作られている現場に行くと、成分の良さとか、作り手の思いがすごくよくわかる。沖縄の月桃園でもそう思ったよ。出来上がった商品(アルピニアシャワー)だけじゃなくて、現地でどんなふうに作られているのかとか、どんな可能性があるかとか、バックストーリーが見えると、より商品が理解できる気がする。

橘田:月桃のメーカーさんとは、展示会でお会いして。その時伺った話も興味深かったけど、その後沖縄まで行っちゃうとは(笑)。

板倉:趣味(笑)。橘田ちゃんは今回の特集で何が印象的だった?

橘田:バイオブレス! 既に自分用に5箱買いだめして、両親にもプレゼントした(笑)。口腔ケアの大切さを改めて実感したんだよね。3日目くらいから、あらゆる調子が良くなった。善玉菌だけじゃなくて、悪玉菌や日和見菌とか、菌のバランスを意識することって、これからのカラダづくりの基本だろうなって。菌がどんなふうに私たちのカラダや心に影響しているのか、考えるだけでワクワクする。最前線で研究している先生たちの話を聞くと、視野がどんどん広がって、「ワーッ」と感動するよ。

◇板倉ミキコ ライター。これぞ、と思った商品は、メーカーの開発者や生産者の方に直接会って、じっくり話を聞くのが信条。

◇橘田瑞緒 編集。カラダの柔軟性はあるほう。小学生の頃に得意だった「ブリッジ」と「側転」なら今でもできます。

※『anan』2016年9月28日号より。 文・板倉ミキコ 《anan編集部》