万が一にそなえて!いま使っているWindowsとOfficeのプロダクトキーを確認する方法
WindowsやOfficeをインストールするとき必要になるのがプロダクトキーだ。
プロダクトキーがないと、正規に購入されたことを確認するライセンス認証ができず、利用することができない。
特にWindowsやOfficeを再インストールする際には、注意が必要だ。
しかし、WindowsやOfficeの「プロダクトキー」を知っていると言う人は、そう多くない。
プロダクトキーがわからない、という人も少なくないはず。
こうした事態を避けるため、今回は、いま使っているWindowsやOfficeのプロダクトキーを確認できるツールを紹介しよう。
●いま使っているWindowsとOfficeのプロダクトキーを確認できるツール
正常に起動しなくなるなどトラブルが発生すると、最悪の場合、WindowsやOfficeの再インストールが必要になる。その際に必要な作業がライセンス認証だ。ライセンス認証は、WindowsやOfficeが正規に購入されていることを確認する手続きのことで、そこで入力を求められるのが「プロダクトキー」と呼ばれる25個の英数字である。
WindowsやOfficeがプレインストールされたパソコンやパッケージの場合は、プロダクトキーは同梱のカードやDVDケースに書かれているはずだ。したがって、プロダクトキーの書かれたカードやDVDケースなどをなくしてしまうと、ライセンス認証ができなくて、WindowsやOfficeが使えないという事態になりかねない。
このため、万が一に備えて、いま使っているWindowsやOfficeのプロダクトキーは確認しておきたい。
ただし、WindowsやOfficeには、プロダクトキーを確認する機能は用意されていない、
そこで活用したいのが、プロダクトキーを調べて表示してくれるフリーソフトだ。
ここでは、ProductKeyというツールを紹介しよう。
ProductKeyのサイト(http://www.nirsoft.net/utils/product_cd_key_viewer.html)を表示したら、「Download ProduKey with full install/uninstall support」と書かれたリンクをクリックしてダウンロードする。
インストールすると、デスクトップに「ProductKey」のアイコンが作成されるので、実行するだけだ。これで、現在利用しているWindowsとOfficeのプロダクトキーが表示される。なお、Officeに関しては、残念ながら対応はOffice 2010までとなっている。
ProductKeyのサイト(http://www.nirsoft.net/utils/product_cd_key_viewer.html)
ページ下の「Download ProduKey with full install/uninstall support」と書かれたリンクをクリックしてダウンロードする。
Windows 7でProductKeyを実行した結果。Windows 7とOffice 2010のプロダクトキーが確認できる。
Windows 10でも実行してみた。「BIOS OEM Key」とあるのが、マザーボードのBIOSに書き込まれていたプロダクトキーではないかと思われる。
●とりあえず調べてメモしておくことを推奨
今回、記事を書くために、Windowsのライセンス認証について調べたが、Windows 8以降、かなり複雑になっている、
たとえば、Windows 8以降がプレインストールされたパソコンの場合、
プロダクトキーはマザーボードのBIOSに書き込まれ、シールやカードには書かれていないようだ。したがって、今回紹介したようなツールを使わないかぎり、プロダクトキーを確認できないケースがある。
また、Windows 10からは、ライセンス認証の方法としてMicrosoftアカウントと紐付いた「デジタルライセンス」という方法が追加され、プロダクトキーの入力は不要になっている。ただし、Windows 10の購入方法によってはプロダクトキーの入力が必要になるケースもあるようだ。
このように、製品に対応したプロダクトキーさえ入力すればいいという単純な状況ではなくなり、プロダクトキーの役割も徐々に変わりつつある。
それだけに、今回紹介したツールを使って、現在使っているWindowsやOfficeのプロダクトキーを調べ、メモしておくことはムダにはならないだろう。
万が一、現在のWindowsやOfficeを再インストールすることになり、プロダクトキーを求められても、慌てなくてすむはずだ。
・ ProductKey
・Windows 10 のライセンス認証
・ Windows 8の製品ライセンス認証
井上健語(フリーランスライター)
プロダクトキーがないと、正規に購入されたことを確認するライセンス認証ができず、利用することができない。
特にWindowsやOfficeを再インストールする際には、注意が必要だ。
しかし、WindowsやOfficeの「プロダクトキー」を知っていると言う人は、そう多くない。
プロダクトキーがわからない、という人も少なくないはず。
こうした事態を避けるため、今回は、いま使っているWindowsやOfficeのプロダクトキーを確認できるツールを紹介しよう。
●いま使っているWindowsとOfficeのプロダクトキーを確認できるツール
正常に起動しなくなるなどトラブルが発生すると、最悪の場合、WindowsやOfficeの再インストールが必要になる。その際に必要な作業がライセンス認証だ。ライセンス認証は、WindowsやOfficeが正規に購入されていることを確認する手続きのことで、そこで入力を求められるのが「プロダクトキー」と呼ばれる25個の英数字である。
WindowsやOfficeがプレインストールされたパソコンやパッケージの場合は、プロダクトキーは同梱のカードやDVDケースに書かれているはずだ。したがって、プロダクトキーの書かれたカードやDVDケースなどをなくしてしまうと、ライセンス認証ができなくて、WindowsやOfficeが使えないという事態になりかねない。
このため、万が一に備えて、いま使っているWindowsやOfficeのプロダクトキーは確認しておきたい。
ただし、WindowsやOfficeには、プロダクトキーを確認する機能は用意されていない、
そこで活用したいのが、プロダクトキーを調べて表示してくれるフリーソフトだ。
ここでは、ProductKeyというツールを紹介しよう。
ProductKeyのサイト(http://www.nirsoft.net/utils/product_cd_key_viewer.html)を表示したら、「Download ProduKey with full install/uninstall support」と書かれたリンクをクリックしてダウンロードする。
インストールすると、デスクトップに「ProductKey」のアイコンが作成されるので、実行するだけだ。これで、現在利用しているWindowsとOfficeのプロダクトキーが表示される。なお、Officeに関しては、残念ながら対応はOffice 2010までとなっている。
ProductKeyのサイト(http://www.nirsoft.net/utils/product_cd_key_viewer.html)
ページ下の「Download ProduKey with full install/uninstall support」と書かれたリンクをクリックしてダウンロードする。
Windows 7でProductKeyを実行した結果。Windows 7とOffice 2010のプロダクトキーが確認できる。
Windows 10でも実行してみた。「BIOS OEM Key」とあるのが、マザーボードのBIOSに書き込まれていたプロダクトキーではないかと思われる。
●とりあえず調べてメモしておくことを推奨
今回、記事を書くために、Windowsのライセンス認証について調べたが、Windows 8以降、かなり複雑になっている、
たとえば、Windows 8以降がプレインストールされたパソコンの場合、
プロダクトキーはマザーボードのBIOSに書き込まれ、シールやカードには書かれていないようだ。したがって、今回紹介したようなツールを使わないかぎり、プロダクトキーを確認できないケースがある。
また、Windows 10からは、ライセンス認証の方法としてMicrosoftアカウントと紐付いた「デジタルライセンス」という方法が追加され、プロダクトキーの入力は不要になっている。ただし、Windows 10の購入方法によってはプロダクトキーの入力が必要になるケースもあるようだ。
このように、製品に対応したプロダクトキーさえ入力すればいいという単純な状況ではなくなり、プロダクトキーの役割も徐々に変わりつつある。
それだけに、今回紹介したツールを使って、現在使っているWindowsやOfficeのプロダクトキーを調べ、メモしておくことはムダにはならないだろう。
万が一、現在のWindowsやOfficeを再インストールすることになり、プロダクトキーを求められても、慌てなくてすむはずだ。
・ ProductKey
・Windows 10 のライセンス認証
・ Windows 8の製品ライセンス認証
井上健語(フリーランスライター)