梅雨に入って日が経つにつれて、暑い日が増えてくる。湿度も高いからとにかく汗が出る。ビールを見ればあおりたくなるし、プールの青い水を見たら一目散に飛び込みたくなる。台湾メディア・東森新聞雲は15日、世界で唯一の「プール付きスタバ」が日本の東京近郊に存在するとする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 梅雨に入って日が経つにつれて、暑い日が増えてくる。湿度も高いからとにかく汗が出る。ビールを見ればあおりたくなるし、プールの青い水を見たら一目散に飛び込みたくなる。台湾メディア・東森新聞雲は15日、世界で唯一の「プール付きスタバ」が日本に存在するとする記事を掲載した。

 記事は、「夏の暑さを紛らわすには、プールサイドでボーっとするのが一番」としたうえで、世界で唯一店の敷地内にプールを持つスターバックスコーヒーの店舗が日本の神奈川県鎌倉市に存在すると紹介。この店はもともと漫画家・横山隆一氏が住んでいた邸宅の跡地に作られたものであり、邸宅自体は横山氏の死後に故郷の高知へと移転保存したが、庭園とプールは現地に残されたと説明した。そして、スタバがこの場所に店舗を設置する際、横山氏を記念するために残すことを決定し、世界唯一の「プール付きスタバ」が誕生したことを伝えた。

 目の前にプールを望む、屋根付きのテラス席にはいかにも涼やかな空気が流れていそうだ。日差しのまぶしい炎天下の日には思わず水の中に飛び込みたくなりそうだが、残念ながらそれはできない。記事は、このプールが「遊泳禁止」であることを紹介する一方、プールサイドの光景や、広々として落ち着いた室内空間、庭園の眺めは「鎌倉らしい味わい」であると評している。

 「プール付きスタバ」として台湾メディアから注目された、スターバックス鎌倉御成町店は、「いつものお店とすこし違う」というコンセプトストアの1つ。同コンセプトストアは、日本国内に14店舗存在する。しばしば木組み構造のデザインが話題となる太宰府天満宮の店舗のほか、出雲大社、京都、神戸や東京都内などにそれぞれ個性的な店構えの店舗が存在する。台湾をはじめとする世界各地にスタバは存在するが、現地ならではの佇まいを持つ店舗を訪れるのも、スタバの楽しみ方の1つと言えそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)