災害は避けたくても避けられるものではありませんが、備えあれば憂いなしと言います。

どんな大災害がやってくるかを予測しておくことで、少しでも被害を軽減する可能性を上げておきたいものです。

海外掲示板に、「どんな大災害・大参事がやってくると思いますか?」と質問がありました。興味深い回答をご紹介します。

 

●次の太陽(キャリントン事象)。太陽のげっぷによって、世界中の電気が停滞する。
(1859年と同等の太陽が発生したら、世界の経済・金融システムは崩壊すると言われている:1859年の太陽 - Wikipedia)

●ほら、バックアップをとってないだろう。必ずバックアップしないと(個人的な大災害を経験する)。

●イラクの巨大ダム(モスルダム)が損壊し、何百万人もの死者が出る。
[画像を見る]
(Iraq's Mosul Dam at 'risk of catastrophic failure')

↑イラクのダムめ。建設当初からトラブルしか出ていない。メンテナンスと修復が永遠に必要で、いつ崩壊しても驚かない。
(2006年9月、アメリカ陸軍工兵司令部は、基礎が浸食されているとして決壊の危険性を指摘、モスルダムは世界で最も危険なダムだと述べた。:Wikipedia)

●サウジアラビアの政治崩壊。すでに以下の問題がある。
・高い失業率12%。
・急激な人口増加。
・人口の80%が国営部門、あるいは国営の原油部門の職についている。
・政府は90%の資金を原油から得ている。
・原油価格が3分の2ほど暴落し、しばらく上がる見込みはない。
・レベルの高い生活に慣れた人々は、(オイルマネーが枯渇した)将来、働くことや、生活レベルが下がることを受け入れることができない。
・機能不全となった政府は、大きな構造改革をしたがらない。
・現国王は80歳で認知症であり、明確な王位継承のシステムがなく、継承候補がそれぞれ争っている。
シリアやイラクがひどいと思うなら、まだすべてを見ていないね。

↑最近サウジに3年くらい住んでいた。知り合いのサウジアラビア人が、国の安定について聞かれ、「我々はかつて羊飼いだった、もういちど羊飼いをするだけである」と答えた。そのことについて……自分がサウジの田舎で見たのは、ほとんどの羊飼いの仕事は外国人に従事させていたこと。

●カタールのサッカーW杯。

ブラジルのオリンピックも忘れちゃいけない。

●太平洋北西部(アメリカ西海岸)の巨大地震。それを研究している科学者以外は、誰も真剣に考えてはいないようだ。だが、もしそんなことが起きたら、完全に破壊的なことになる。

●薬剤に耐性のある強力な細菌が、山火事のように世界を襲って人口が激減。

●何も改善されないのであれば、近い将来(アメリカの)大学バブルがはじける。
特定の政党や候補者を擁護するわけではないが、学生の借金危機と学費の増加は、多くのアメリカ人を生活不能にしている。
職についてから返せないほど巨大な借金をして大学に行く状態になっているので、自分が大学に通う子供を持つころに、どうなっているかを考えると身震いする。何かをしないとこのバブルは弾けるね。

↑すでにはじけているような状態だ。オンラインで安く大学の学位を始めるところが出てきたからね。

●ヘリウムが不足してきている。もう面白い声は聴けない。

●イエローストーン火山の大噴火。
(イエローストーン地区は北アメリカ大陸最大の火山地帯である。巨大カルデラの形成を伴う超巨大な噴火が約210万年前、約130万年前、約64万年前の計3回起こり、それ以外にも小規模な噴火は約7万年前まで続いていた。:Wikipedia)

●ニュージーランド最大の面積を持つタウポ湖は、2万6000年前に世界で最も大きな巨大噴火があった火口縁である。
もし噴火が起こればヨーロッパやアジアの空は赤く染まり、天候のパターンは変わり、ニュージーランドのほとんどは埋まるであろう。
人口が多いと言えない国だが、この噴火により世界的な影響は出る。休火山としての時期はとっくに過ぎている。

●トランプ vs クリントン。


地球規模の自然災害から人災まで、いろいろな予測が立てられていました。

できることなら、近い未来には起きてほしくないものです。

What catastrophe is waiting to happen?

【「この先、どんな大災害が襲ってくると思う?」当たって欲しくない予測いろいろ】を全て見る