30発超えは最近10年で2人だけ…枯渇する「右の長距離外野手」
ちなみに、3月5日、6日に行われる台湾代表との強化試合の侍ジャパンメンバーに選出された清田育宏(ロッテ)、平田良介(中日)の2人は昨季20本塁打に届いていない。最近10年で、日本人右打者の外野手で選手を見ても、シーズン30本塁打以上記録したのは、10年の和田一浩(当時中日)の37本、08年の吉村裕基(当時横浜)の2人だけ。20本塁打以上記録した選手も、10年を最後に出ていない。近年、長打を打てる右打ちの外野手が不足している。
高校時代通算70本塁打を記録し、05年高校生ドラフト1位で中日に入団。当時の落合博満監督は、右方向に強い打球を飛ばすことのできる平田を高く評価していた。しかし、プロ入り後は広いナゴヤドームを本拠地に関係していることもあるのか、プロ入り後のシーズン最多本塁打は13年の15本。プロでは中距離打者という印象だ。
いきなり30本塁打は厳しいとしても、シーズン20本塁打以上は、無理な数字ではないだろう。3日に行われた広島とのオープン戦では、「打った瞬間に入ると思った」と打球はレフトスタンドへ突き刺す一発を放った。
その他にも清田や長野久義(巨人)、将来的には大田泰示(巨人)、江越大賀(阪神)、木村文紀(西武)なども長打力が期待される。人材不足となっている“右の長打を打てる外野手”は出てくるだろうか。
▼ 最近10年・30本塁打以上を放った「右打ちの日本人外野手」
吉村裕基 34本(2008年)
和田一浩 37本(2010年)
▼ 最近10年・20本塁打以上を放った「右打ちの日本人外野手」
浜中 治 20本(2006年)
G.G.佐藤 21本(2008年)
吉村裕基 34本(2008年)
和田一浩 29本(2009年)
G.G.佐藤 25本(2009年)
サブロー 22本(2009年)
和田一浩 37本(2010年)
多村仁志 27本(2010年)
※外野手登録の選手のみ

