南海キャンディーズ・山里亮太(写真は昨年9月撮影)

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 お笑い芸人山里亮太南海キャンディーズ)が21日に放送されたラジオ番組「山里亮太の不毛な議論」(TBSラジオ)に出演し、SMAP中居正広のプロ意識の高さに脱帽し、「これがプロか!」と思ったというエピソードを語った。

 18日に「SMAP×SMAP」で放送された生放送会見の直前に、中居と共演するバラエティ番組「ナカイの窓」の収録に臨んだという山里。解散報道後の収録だったこともあり、「(自分が)なにができるわけでもないが、変な緊張をしてスタジオに行った」という山里は、スタッフや共演者の間にも普段とは違った雰囲気を感じたと告白。

 そんな中、やってきた中居は「普通に挨拶をし、一個一個いつも通りの行動をしていた」といい、「みんなの緊張が徐々にとけていった」という。そして綾部祐二(ピース)とともに中居に挨拶をしに行ったという山里。そんな二人に中居は「今日よろしくな。いろいろ気を使っちゃってるだろうけど、ごめんな」と声をかけたそうだ。

 その後、番組収録が始まり「集まったお客さんにも普段とは違った緊張感があった」と山里は語る。しかし「(中居が)番組をいつも通り始めて、収録を盛り上げて、最初のツカミで“すごくわかりやすいボケ”をした」という。そしてその中居の行動によって集まった人たちが「中居くんを見て笑っていいんだ」と感じることができ、「いろんな心配を通り越した普通の中居正広がいてくれている」ことへの嬉しさが、「お客さんからブワーっと出て、すごかった」という。

 その後も普段通りの中居の見事な仕事ぶりに「惚れ惚れした」と山里はいい、「(中居は)お客さんの前、カメラ前に一歩立った瞬間にスーパースター・中居正広になる」と振り返り、そのプロ意識の高さに脱帽した様子でこのエピソードトークを締めくくっていた。(編集部・海江田宗)