【米国はこう見ている】年俸調停申請の田澤、希望額は4億8500万円 球団提示と1億7000万円の開き?
田澤は4億8500万円、球団は3億1500万円を希望、米記者が速報
年俸調停を申請したレッドソックスの田澤純一投手と球団側には大きな開きがあると米記者が伝えている。
3年連続で60試合以上に登板している右腕は1年225万ドル(約2億6300万円)からの昇給を求めて申請を決断。地元メディアは球団、田澤それぞれの希望額が15日(日本時間16日)に提出されるとしていた。
これについて米テレビ局「CBSスポーツ」のジョン・ヘイマン記者は15日当日に自身のツイッターで、田澤の希望額が415万ドル(約4億8500万円)、球団側の希望額が270万ドル(約3億1500万円)だったことを速報した。
メジャーではMLB在籍期間が3年を超えると年俸調停を申請する権利を得られる。選手側の当然の権利と見られており、申請する選手は多い。ただ、実際に年俸調停が行われるまで交渉が難航するケースは少なく、その前にお互いが歩み寄って契約に合意するパターンがほとんどだ。田澤は昨年も申請したが、その後、1年225万ドルで合意。年俸調停を回避している。今回も現時点では日本円にして1億7000万円の開きがあるが、今後、交渉によって合意に達する可能性も十分にある。
以前、米籍情報サイト「トレードルーマーズ」は合意金額として330万ドル(約3億8600万円)と予想。2月の公聴会まで続けられると報じられている交渉はどのような条件で決着するのだろうか。