任天堂・岩田元社長の生涯を振り返る動画が公開中、初期のお宝映像もアリ
【ギャラリー】岩田聡氏の生涯を振り返る (25枚)
映像は、プログラミングへの情熱のルーツ、そしてゲーム業界入り...といった人生の節目に沿って構成された全6パート。概ね今までメディアで語られてきた事実を漏れなく拾っており、既知の情報についての理解がいっそう深まる趣です。岩田氏の逸話を追ってきた玄人筋であっても、序盤のパートには唸らざるをえないはず。氏が初めて買ったコンピュータであるHP-65や、同じCPU6502を持つ縁からファミコン=任天堂への橋渡しとなったPET-2001 など、過去の愛機の写真もこれはこれで胸熱。
しかし若き日の岩田氏がPET-2001用に開発したレースゲーム『CARRACE2』やHAL研時代にマイコンに移植した『ギャラクシアン』をはじめ、どうやって撮影したんだというお宝影像の数々には頭が下がります。ほか、任天堂での岩田氏の初仕事である『ジャウスト』のファミコン移植にも触れていて(発売は4年後で、その間にコンセプトが良く似た『バルーンファイト』がリリースされました)文脈を知っていればコク深い味わいが楽しめます。
このGaming Historianは、ゲームのことなら何でも見境なく振り返るチャンネルです。名前を出すだけで微笑みを呼ぶファミコン用コントローラー・パワーグローブや、任天堂がソニーとの提携をボツにしてまで採用しようとしたインタラクティブ規格CD-i用『ゼルダの伝説』の作画崩壊というのも生ぬるい動画(「任天堂の三大失敗」に収録)もあり。国境を超えた任天堂ファンの奇妙な絆を確かめられる場を提供しています。
