「佐野る」「ファイアー(炎上)エムブレム」 東京五輪エンブレム「パクリ問題」で大喜利状態に

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佐野研二郎氏がデザインした2020年東京五輪のエンブレムの使用中止が決定した。

エンブレムのデザインについて、いわゆる「パクリ(模倣)疑惑」が持ち上がっているが、本人は否定している。
しかし、エンブレムの使用例に使っていた羽田空港の写真と渋谷の写真が無断転用であることを認めた。

さまざまな意見が飛び交っているなか、ネット上で今回の騒動を揶揄した造語やフレーズであふれ大喜利状態となっている。

佐野る


主に、パクるの意味で「佐野る」と使用している。同様の事例として、STAP細胞に関する論文のコピペ(コピー&ペースト)問題が話題になった際、発表した小保方靖子氏の名前をもじり「オボる」という言葉が使用されていたことがあった。

コピペデザイナー、パクリエイター


今回の騒動が起こる前から一部で使用されていたが、佐野氏が飲料メーカーのプレゼントキャンペーンの景品としてデザインしたトートバッグの一部に、第三者の写真をコピペして使用したのではないかという疑惑が持ち上がったころから多用されるようになった。

ファイアー(炎上)エムブレム


『ファイアーエムブレム』は任天堂から発売されているゲームのシリーズ名だが、偶然にも今回の騒動をさすように読めてしまうことから使われている。

他にも「エンブレム佐野」というものもあった。
大半が騒動をおもしろがって使っていたが、個人への中傷となってしまっている使い方も見受けられた。

フレーズだけでなく、ラテ・アートにも。こちらもかなり拡散されているようだ。


エンブレムの使用中止を決定したからには、この騒動が吹き飛ぶような素晴らしいデザインが代案として提出されることを願うばかりである。
(しげお)