「プレミアリーグ、“最強の控えスタメン“はどこ？上位陣を採点」

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いよいよ開幕した2015-16シーズンのプレミアリーグ。

リーグ全体の資金力では他の追随を許さない存在なだけに、2チームを組めるほどのスカッドを揃えているクラブも多い。そんななか、『Mirror』では、どのチームが一番強い“控えイレブン”を揃えているかとした記事を配信していたので紹介する。

対象となったのは昨季上位10位に入ったチーム。なお、控えかスタメンか微妙な選手も当然いるが、そこはあくまで同紙によるチョイスだとされている。また、ローン中の選手は含まないとのこと。ただ、記事配信後にローンされたり、退団した選手もいるので、そこは個別に触れる。

チェルシー

スタメン：
GKクルトワ
DFイヴァノヴィッチ、ケイヒル、テリー、アスピリクエタ
MFマティッチ、セスク、ウィリアン、オスカル、アザール
FWジエゴ・コスタ

控え採点：4/10

チェルシーの2015-16シーズンの控えイレブン

MFの組み合わせはかなり豊富で、ラミとファルカオのFW陣も役に立つコンビだと証明するだろう（2012年の成績だったらともされているが）。ただ、それ以外の部分はかなり劣っているとしている。レギュラー起用される選手については限られた陣容で、昨季は怪我人の面で恵まれていた、とのこと。

なお、左SBに配置されているネイザン・アケはワトフォードへのローンが決定。その代りとなるような、ガーナ人左SBアブドゥル・ラーマン・ババが新たに加入している。また、バルサからFWペドロも獲得し、前線も厚みを増した。


マンチェスター・シティ

スタメン：
GKハート
DFサバレタ、コンパニ、マンガラ、コラロフ
MFフェルナンジーニョ、デルフ、ヤヤ・トゥレ、ダビド・シルバ、スターリング
FWアグエロ

控え採点：6/10

マンチェスター・シティの2015-16シーズンの控えイレブン

典型的な2つのチーム。カバジェロ、サニャ、デミチェリス、クリシ、ナスリ、ナバス、ボニーには豊かな経験とクオリティがある。だが、それ以外は最高レベルでの経験の少ない選手たちで埋められている。パトリック・ロバーツにはすごい才能があるが、加入したばかりである。また、ジェイソン・デナエルとホセ・アンヘル・ポソもインパクトを作り始めているところだ。

その後、バレンシアからアルゼンチン代表DFニコラス・オタメンディを獲得。DFの層の厚みはさらに増した。

アーセナル

スタメン：
GKチェフ
DFベジェリン、メルテザッカー、コシェルニ、モンレアル
MFコクラン、カソルラ、ラムジー、アレクシス・サンチェス、エジル
FWジルー

控え採点：8/10

アーセナルの2015-16シーズンの控えイレブン

例えリーグカップのローテーションであってもいい（強い）。ウェルベックはイングランド人揃いの前線における切り込み隊長であり、中盤3人には豊富な経験がある。DF陣の大部分もファーストチョイスになりえる。唯一問題なのはガッツとリーダーシップに欠けるであろうこと。だが、それがアーセナル。

マンチェスター・ユナイテッド

スタメン：
GKデ・ヘア
DFダルミアン、スモーリング、フィル・ジョーンズ、ショウ
MFシュヴァインシュタイガー、シュナイデルリン、マタ、メンフィス・デパイ、ヤング
FWルーニー

控え採点：6/10

マンチェスター・ユナイテッドの2015-16シーズンの控えイレブン

ちょっとした寄せ集め。多様性と経験に優れた中盤の三枚など少なくとも相当な強さのあるエリアがあることは確か。例え本職でないにせよ、バレンシアとブリントはソリッドなサイドバックである。一方で、セルヒオ・ロメロはスパーズとの開幕戦で印象的だった（？）。

攻撃陣はより疑問である。チチャリートはキャリアを復活させようとしているところであり、ジェームズ・ウィルソンはファーストチームでの試合経験を待っているところ。そして、ヤヌザイは謎。この3人が見事なコンビネーションを見せられば…もしうまくはまらなければ、彼らは力不足で去ることになるかもしれない。

トッテナム

スタメン：
GKロリス
DFウォーカー、アルデルヴァイレルト、ヴェルトンゲン、ローズ
MFベンタレブ、メイソン、デンベレ、エリクセン、シャドリ
FWケイン

控え採点：4/10

トッテナムの2015-16シーズンの控えイレブン

ロングシュートを得意とするタウンゼント、異端者なラメラにはワクワクさせる可能性が大いにある。デル・アリやキーラン・トリッピアも大きなポテンシャルを秘めている。だが、経験には欠け、攻撃陣にはゴール不足のスペイン人が…。

なお、ソルダードは先日ビジャレアルへの移籍が決定。当サイトのほうでアデバヨールを当てはめたが、彼は背番号をもらえていない状態にある。レノンも同じく背番号なしである。

リヴァプール

スタメン：
GKミニョレ
DFクライン、シュクルテル、サコ、ジョー・ゴメズ
MFエムレ・ジャン、ヘンダーソン、ミルナー、コウチーニョ、ララーナ
FWベンテケ

控え採点：7/10

リヴァプールの2015-16シーズンの控えイレブン

この数シーズン、ブレンダン・ロジャーズは移籍市場でせわしく動き、リヴァプールのスカッドは間違いなく層の厚みを見せている。スターリッジをイングス、オリギ、フィルミーノがサポートするアタッカー陣には攻撃力がある。

一方、DFはミスを起こしやすく見えるが、ルーカスとアレンが十分なカバーをするだろう。さらに言うとバロテッリ、ホセ・エンリケ、ボリーニ、ラザル・マルコヴィッチはこの控えイレブンからも外れている、とのこと。

サウサンプトン

・スタメン
GKフォースター
DFセドリック、吉田、フォンテ、バートランド
MFワニャマ、クラーシ、マネ、タディッチ
FWジェイ・ロドリゲス、ペッレ

・控え
GKステケレンブルフ
DFクコ・マルティナ、スティーヴン・コーカー、ガルドシュ、ターゲット
MFロメウ、スティーヴン・デイヴィス、ハリソン・リード、ジェームズ・ウォード＝プラウズ
FWシェイン・ロング、フアンミ

控え採点：5/10

スウォンジー

・スタメン
GKファビアニスキ
DFノートン、フェデリコ・フェルナンデス、ウィリアムズ、ニール・テイラー
MFシェルヴィ、キ・ソンヨン、シグルズソン、モンテーロ、アンドレ・アユー
FWゴミス

・控え
GKトレメル
DFランヘル、カイル・バートリー、アマ、フランク・タバヌー
MFジャック・コーク、レオン・ブライトン、エムネス、ウェイン・ラウトリッジ、ネイサン・ダイアー
FWエデル

控え採点：5/10

ストーク

・スタメン
GKバットランド
DFグレン・ジョンソン、ショウクロス、ムニエサ、ピーテルス
MFチャーリー・アダム、ファン・ヒンケル、シャキリ、ボヤン、アーナウトヴィッチ
FWマメ・ディウフ

・控え
GKシェイ・ギヴン
DFバーズリー、ジェフ・キャメロン、ヴォルシャイト、マーク・ウィルソン
MFウィーラン、シドウェル、ジョン・ウォルタース、アイルランド、アフェライ
FWクラウチ

控え採点：6/10

クリスタル・パレス

・スタメン
GKスペローニ
DFジョエル・ウォード、スコット・ダン、ダミアン・ディレイニー、パプ・エンディアイ・スアレ
MFマッカーサー、キャバイ、ムッチ、パンチョン、ボラジー
FWグレン・マレイ

・控え
GKアレックス・マッカーシー
DFマーティン・ケリー、マリアッパ、ハンゲラン、レドリー
MFアドレヌ・ゲディウラ、ジェディナク、ザハ、バカリ・サコ
FWバンフォード、ウィッカム

控え採点：6/10

ザハなどは開幕2戦とも先発しておりスタメン・控えの棲み分けは難しいが、どこも2つチームを組めるほどの戦力を揃えているのは確かだ。

そして、マーケットが動いている最中のため、退団・加入の動きもあるが、記事配信時点で一番点数が高かったのはアーセナルの8点であった。