コンセントがないキャンプ場で活躍! 火と水だけで発電する充電器

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夏休み、楽しみですよね。この夏こそはインドア派を返上し、海へ山へとレジャーにくり出したい!とは言え、自然の中で重宝すべきデジタル機器もある。そちらも存分に活用したいのだけど、充電量が絶えたらどうしよう……。

そんな時に、見つけてしまいました。コレ、いいかもしれない。パソコンや周辺機器を販売する株式会社ドスパラが7月15日より発売している『火と水で発電するUSB充電器』を、ちょっと見てください。

キャンプ場で火をおこしているワクワクの構図ですが、その手前側にも注目してほしい。器具とコードでつながったiPhoneがありますよね? 何してるかというと、充電してるんです。

単純明快な使用方法と発電の仕組み


では、その使用方法と仕組みについて。

まず、本体上部の赤いシリコンカップに水を注ぎます。

そして、黒いブレード状の金属板を加熱する。ただ、それだけ。

加熱する金属板と水の入ったシリコンカップの温度差で発電する仕組みだそう。熱源にはキャンプバーナー(ストーブ)など、地面に固定して火を起こせるものが最適です。

キャンプで、フェスで光る存在感


そんなこのアイテムが活躍するのは、やはりキャンプやフェスなどでしょうか。周りにコンセントがないアウトドアでこそ、その存在感は光ります。
「友達を集め行うバーベキューなどで『これ知ってる?』と取り出し、『えー、知らない。なにこれー』『ほら、こうやって充電できるんだよ』『すごーい、おもしろーい』と、人気者になりたいときにも使えます(笑)」(担当者)
なるほど。“頼りになる男”と自己プロデュースしたい時、重宝するに違いない!

そんな『火と水で発電するUSB充電器』は、同社の直営通販サイト「上海問屋」にて購入することできます。価格は、11,999円(税込)。

奇をてらったコンセプトと形状だけど、この実用性はハッキリ言って待望してました。
「社内スタッフも、実際に使って実用性に感心していました。非常時にも活躍すると思います」(担当者)
充電中はUSBポートのライトが点灯するので、給電状況を一目で確認できるのも嬉しい。畳むとコンパクトなので、様々なシチュエーションで活躍しそうです。

ただ熱湯や火を用いるので、火傷や怪我の危険性がないわけじゃないです。スマホの置き場所に注意しつつ、安全にアウトドアと充電を楽しみましょう。
(寺西ジャジューカ)