「プレミアリーグにやってきた新人トップ10」
7月23日、『Sky Sports』は「プレミアリーグにやってきた新人トップ10」という記事を掲載した。
ランキングは『Whoscored』に掲載されている2014-15シーズンの評価から算出されているもの。世界から才能が集まるプレミアリーグに今夏初挑戦する選手達のトップ10とは？
10：ホセ・ホレバス（ワトフォード）
オリンピアコスとローマで欧州の経験を積んできたギリシャ代表DFは、昨季アシュリー・コールをベンチに釘付けにした。1試合で平均2.5回のタックル、2.4回のインターセプトを記録し、平均7.27点となった。
9：フランク・タバヌー（スウォンジー）
トップ10で3人いる左サイドバックの2人目だ。タバヌーはサンテティエンヌで素晴らしいシーズンを過ごし、スウォンジーにやってきた。
昨季のリーグアンで2番目に失点が少ない最終ラインの1人だった26歳のDFは、1試合あたり0.8回の決定的クロスを入れ、5アシストを記録。7.33点を獲得した。
8：イドリサ・グエイ（アストン・ヴィラ）
リーグアンの中で、アストン・ヴィラがファビアン・デルフの代わりとしてリールのグエイを理想的な後釜であると考えたはのは、明白なことだ。
セカンドボールを支配するセネガル代表MFは、印象的なボックス・トゥ・ボックスプレイヤーとして成長を遂げた。昨季は4ゴールを決めるとともに3.1回のタックル、2.8回のインターセプトを試合ごとに記録。7.41点の評価を獲得した。
同率6：アンドレ・アユー（スウォンジー）
このリストにスウォンジーから二人目だ。アユーはおそらくこのマーケットの初めての驚くべき移籍であり、ウェールズのクラブにとって印象的な夏の出来事となった。
2度のワールドカップでレギュラーとしてプレーしたガーナ代表FWは、2010年にレンタル先からマルセイユに戻ってからというものの、リーグアンの星だった。4シーズンで41ゴールを決めてきた。
昨季のスコアは7.42点。まだ25歳であり、彼はさらに良くなりそうだ。
同率6：バスティアン・シュヴァインシュタイガー（マンチェスター・ユナイテッド）
彼の全体的なフィットネスには懸念もあったが、プレーできるときにはまだバイエルン・ミュンヘンでの価値を確かに証明してきた。ワールドカップの勝者であるシュヴァインシュタイガーは、20回の出場で7.42の評価を得た。
5つのゴール、4つのアシスト、87.7%のパス成功率を記録し、ドイツ代表選手はユナイテッドの中盤に本物の品質を加えてくれるだろうし、様々な役割を全うすることが出来るだろう。
5：ジョージニオ・ワイナルダム（ニューカッスル）
昨シーズン40ゴールしか決められなかったチームには、点を取れる選手が必要だった。ニューカッスルはそこにアレクサンダル・ミトロヴィッチ、そしてジョージニオ・ワイナルダムを確保した。
後者の選手は、深い位置から知的に走り、本物の脅威となる。昨季はゴール前に飛びだし、印象的な14ゴールを獲得した。24歳のオランダ代表選手は、PSVのキャプテンとしてエールディビジのタイトルに導いた。そして、7.47の評価を得た。
4：ディミトリ・パイェット（ウェストハム）
チームメイトだったアンドレ・アユーの足跡を辿ってきた。マルセイユからプレミアリーグにやってきたもう一つのビッグディールとなった。
この28歳のMFは、欧州5大リーグの誰よりも多くのチャンスを作り、17のアシストを記録した。そして7.62の評価を獲得した。
3：ジョルダン・アマヴィ（アストン・ヴィラ）
クラブの長年の問題だった左サイドバックのポジションを埋めるため、21歳のジョルダン・アマヴィとの契約を取り付けた。アストン・ヴィラは大成功を収めたと言えるだろう。
ニースに所属していたサイドバックは、昨季フランスで傑出したパフォーマンスを見せた選手の一人だ。7.74点。彼よりもリーグアンでスコアが高かったのはズラタン・イブラヒモヴィッチだけである。
アマヴィは欧州の5大リーグの誰よりも多くのインターセプト、多くのタックルを記録しただけでなく、1試合平均1.9回のドリブル突破を成功させ、4つのゴールを決めている。
2：ロベルト・フィルミーノ（リヴァプール）
彼の非常に高額な移籍金については、いくらかの議論があったかもしれない。しかし、リヴァプールがブラジルのスターであるフィルミーノを買ってきた事実は、才能ある選手を引き入れたことに他ならない。
ホッフェンハイムでプレーしていた司令塔は、昨季7.79点を記録し、ブンデスリーガで3番目の高評価を得た選手だ。そして17得点を決めている。
1試合につき4.2回のドリブル突破を成功させた彼のポテンシャル、そして代表でのチームメイトであるコウチーニョとのホットラインは、レッズ・ファンを興奮させることが予想できる。
1：メンフィス・デパイ（マンチェスター・ユナイテッド）
ルイス・ファン・ハールの下で既にオランダ代表としてのチャンスを与えられ、レギュラーを獲得している。デパイは過去2シーズンのエールディビジで34ゴールを決めた。彼がまだ21歳であるということを考えれば、それは他のどんな選手よりも上だ。
22回のゴールに加え、さらに昨季5回のアシスト、80回のドリブル突破成功を記録した。そして7.92点という傑出した評価を獲得した。
