広瀬すずオフィシャルブログより

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 女優・広瀬すず(17)が、人気コミック原作の映画『ちはやふる』(2016年3月と4月に連続公開)で初主演を務めることが、6月23日に明らかになった。しかし広瀬と言えば最近、バラエティ番組での“失言”が相次いで取り沙汰されたばかり。そのためネットでは「あんなに炎上してたのによく出演できるね」と厳しい視線が送られている。

ちはやふる』は「競技かるた」をテーマに描かれた青春ストーリー。広瀬演じる主人公の“ちはや”は長身で、ロングヘアをポニーテールに束ねた凛々しいビジュアルの美人という設定だ。広瀬は撮影にあたってトレードマークのショートボブを封印し、エクステをつけたロングヘアを披露しているという。同映画には広瀬の他、2015年に有村架純(22)主演で大ヒットした映画『ビリギャル 学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』にも出演した野村周平(21)や、千葉真一の息子・真剣佑(18)など若手俳優が出演する。

気になるイメージの相違とバラエティ番組での失言

 しかし、原作物を映像化する場合には必ずと言っていい程“イメージの相違”が際立つ。今回の広瀬をはじめとするキャスティングについても、ネットユーザーからは

「エクステしてまでこの子を起用する必要性はあるのか。他に女優いないの!?」
「歴代のごり押しの中でこの子が一番納得いかない」
「全然原作とキャスト雰囲気合ってる人いないんだけど……」
ちはやふる好きだから泣きたい」

 などとクレームが多数上がっている。広瀬と言えば、6月13日から公開された映画『海街diary』にも出演しており、今まさに旬の若手女優。しかし、そんな彼女が近頃バラエティなどで見せる素顔が、ネット上で波紋を呼んでいる。

 広瀬は『海街diary』の宣伝のため、6月11日放送のバラエティ番組『VS嵐』(フジテレビ系)に出演。その際、共演した嵐の大野智(34)に対し「40歳くらいかと思った」と発言し、大野のファンやネットユーザーから反感を買った。さらに、18日放送の『とんねるずのみなさんのおかげでした』(同)に出演した際は、テレビ局などで働く照明や音声スタッフについて「どうして照明さんになろうと思ったんだろう?」「なんで自分の人生を女優さんの声を録ることに懸けてるんだろう?」と発言。こちらについても「上から目線」「裏方の人がいるから自分はTVに出れているということがわからないのかな?」とネットに批判が殺到した。

 スタッフ軽視発言後、翌19日に広瀬はTwitterで「いつもお世話になっているスタッフの方々に誤解を与えるような発言をしてしまい、申し訳ありませんでした」と謝罪文を掲載。しかしその翌日には自らの幼少期の愛くるしい写真を公開したため、「謝罪してまもないんだからツイッターとか今は控えた方がいいのに」「心から反省してない」「すっごい天狗なんだろうなー」と再び炎上の炎が上がってしまった。

 このような騒動の中で『ちはやふる』の主演が発表されたために、

「映画の主演が裏で頑張ってるスタッフの仕事を軽く見てると思うとどんな作品でも今は見る気がしないなぁ」
「あんな態度で芸能界で生き残れるのかな?」
「10年後にスタッフがえらくなったときはもう使ってもらえないかもね」

 と厳しい意見が上がっている。さらに“ちはや”役について

「もっと強い感じの子じゃないと。 知名度ないけどお姉ちゃんのがまだイメージ近い」
「まだ姉のアリスの方がマシだったんじゃない?」

 と、広瀬の姉である広瀬アリス(20)の方が適役という見方も。すっかりイメージダウンが定着化しているようだが、せっかく掴んだ主演映画は炎上せずに成功させられるよう願うばかりだ。

(文/一樹守)