8回二死からマウンドに上がった田沢純一 [Getty Images]

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● マリナーズ 2 - 4 レッドソックス

<現地時間5月16日 セーフコ・フィールド>

 レッドソックス上原浩治は現地時間16日(日本時間17日)、敵地でのマリナーズ戦で、2点リードの9回から4番手として登板。打者3人をキッチリと抑え今季9セーブ目。8回二死から登板した田沢純一も、前日サヨナラ打を許したネルソン・クルーズをしっかり打ち取った。

 レッドソックスは2回に5番サンドバル、3回には3番オルティスがそれぞれソロ弾を放つなど、7回まで4-2とリード。投げても先発のポーセロが7回途中を104球で乗り切り逃げ切りを図った。

 7回途中から2番手として登板した左腕のラインは、左打者が続くということで8回もマウンドへ。2番ミラー、3番カノをしっかり抑えると、現在リーグ三冠の4番クルーズを迎えた場面で、レッドソックスベンチは田沢にスイッチした。

 田沢は前日の試合でクルーズにサヨナラ打を浴びていたが、この日はきっちりとショートフライに打ち取り見事リベンジ。この日は打者1人との対戦だったが、役割を果たし防御率を1.56とした。

 9回は抑えの上原がマウンドへ。中軸から始まるマリナーズ打線をしっかりと3人で退け9セーブ目(2勝1敗)。これで8試合連続無失点とし、防御率は1.50となった。