<h2>日米通算100Sに王手</h2>

 レッドソックス上原浩治投手が5日(日本時間6日)のレイズ戦の9回に登板し、三者凡退に抑える完璧なピッチングで今季5セーブ目を挙げた。2−0で勝利したレッドソックスは連敗を4で止めた。

 4月29日のブルージェイズ戦以来、1週間ぶりの出番となった上原は先頭打者の5番デヘススを80マイル(約129キロ)のスプリットでセカンドゴロに仕留めると、続くフォーサイスは87マイル(約140キロ)の速球でキャッチャーフライに。最後の打者カブレラには粘られたが6球目、79マイル(約127キロ)のスプリットでセカンドゴロに打ち取った。

 上原は先月25日のオリオールズで救援に失敗したが、その後の3試合で1勝2セーブと完璧なピッチングを見せ、立て直した。この日は13球を投げストライクは8球、ストライク率は約61パーセントだった。

 先発投手の相次ぐ炎上などでなかなか出番が回ってこなかったが、「コウジ・タイム」は健在。これで防御率は2・45に。この日はメジャー通算66セーブ目で、日米通算100セーブにあと「1」に迫っている。