1回を無失点に抑え、今シーズン2勝目を挙げたレッドソックスの上原[Getty Images]

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レッドソックス 6x - 5 ブルージェイズ ●

<現地時間4月27日 フェンウェイ・パーク>

 レッドソックス上原浩治が現地時間27日、本拠地でのブルージェイズ戦の9回に3番手として登板。二者連続三振を奪うなど、1回を無失点。裏にチームがサヨナラ勝ちを収めたため、今シーズン2勝目(1敗)を挙げた。

 前回登板は1点リードの9回に登板し、まさかの2失点でサヨナラ負け。敗戦投手となっていた上原だったが、この日はいつもの姿を取り戻していた。

 5-5と同点で迎えた9回、ファレル監督は迷わず上原をマウンドへ送り込む。先頭のソーンダースを伝家の宝刀・スプリットで空振り三振に斬って取ると、続くピラーにはファールで粘られながらも最後はやはりスプリットで落とし、空振りの三振。ポンペイに対しても初球から4球連続でスプリットを投じ、三飛に打ち取った。

 すると味方はその裏、連打と相手の暴投で一死二、三塁の大チャンス。ここで売り出し中の1番・ベッツがセンターへと弾き返し、試合に決着をつけた。

 9回から登板し、1イニングを16球で2奪三振、三者凡退に斬って取った上原は、現地時間17日のオリオールズ戦以来となる今シーズンの2勝目。防御率は少し回復して3.38となった。