設計データを3次元から2次元に変換するソフトのブースでは、来場者が興味深げに質問していた=ディシジョン・ジャパンのブースで(撮影:吉川忠行)

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3次元CAD(コンピューター利用設計システム)や生産管理システムなど、製造業向けIT機器の展示会「第16回 設計・製造ソリューション展」(リード エグジビジョン ジャパン主催)が22日、東京都江東区の東京ビッグサイトで始まった。24日まで。

 自動車や航空機をはじめ、製造業では製品の設計に3次元CADを用いることが多い。同展では3次元CADで作られたデータをマニュアルなどで使う2次元データに変換するソフトや、製品の流通経路を追跡できるようにするトレーサビリティー・システムなどを353社が出展。会場には設計ソフトや解析ソフトなど、分野ごとに7つのゾーンが設けられており、初日の今日はメーカーの技術者らで混雑していた。

 開催時間は午前10時から午後6時まで。同展のウェブページで申し込める招待券、または招待券引換証持参の場合は無料。【了】