2月末、ベトナムで2回目の米朝首脳会談が開かれる。1回目で話し合われた「非核化プロセス」はまったく進んでいないが、なぜトランプ大統領は金正恩委員長との再会を決めたのか。著述家の宇山卓英氏は「在韓米軍の駐留経費を『余計なコスト』としか見ないトランプ大統領は、同軍の縮小・撤退に向けた布石を打ち、制裁緩和も含む譲歩を示す気だ」と予測する――。■2回目の会談を開くに足る「進展」はあったのか北朝鮮の金正恩(キム