日刊工業新聞社は2018年の10大ニュースを選定した。1位には日産自動車元会長のカルロス・ゴーン容疑者の突然の逮捕を選んだ。米中貿易摩擦の泥沼化や自然災害の多発などマイナスの話題が目立つ一方、底堅い景気や万博の大阪開催決定などもあり、明暗がくっきり分かれた。30日に米国を除いた11カ国による環太平洋連携協定(TPP11)、19年2月に欧州との経済連携協定(EPA)発効を控え、企業の積極的な海外M