福沢諭吉、樋口一葉、野口英世――。貧しい境遇から身を起こし、後世に名を遺した3人のマネー人生は、どのようなものだったのか。■3人とも生まれはかなり貧しかった1万円札の福沢諭吉、5000円札の樋口一葉、1000円札の野口英世。この3人全員に共通するのは、裕福な家庭の出身ではない、ということだ。お札の顔にするなら、巨万の富を築いた金満家のほうがふさわしい気もするのだが、彼らはなぜ、「お札のカオ」に選ばれたのだろう