テレビ朝日のドラマスタッフが嬉しい悲鳴を上げている。
 「こんな現場だったら毎日でも来たい。高視聴率を取ると順繰りで家電や自転車などがプレゼントされる。こんな現場は初めてです」(制作関係者)

 スタッフを狂喜乱舞させる差し入れやプレゼントを自腹で配っているのが『ドクタ-X シーズン3』(テレ朝)で主演を務める米倉涼子(39)だ。
 「毎回、なかなか手に入らないスイーツなどを大量購入してスタッフに手渡ししていた。今回は米倉さん自ら焚き出しを行い制作スタッフに自慢のカレーライスを振る舞ったんです。一度食べたら間違いなく病み付きになる美味さでしたよ」(関係者)

 差し入れはこれだけではない。
 「昨年の二作目では冷蔵庫やテレビ、自転車、美顔器などがプレゼントされた。金額にすると収録中の差し入れ合計額は500万円にもなるとか。一本の出演料が400万円。それも事務所ではなく全て自腹なんです。凄いですよ」(放送作家)

 米倉がここまで必死になってスタッフに差し入れをするのには理由がある。
 「7月に放映された特番ドラマ『強き蟻』(テレ東)は視聴率10%、さらに9月9日に放映された特番ドラマ『アウトバーン マル暴の女刑事・八神瑛子』(フジ)は視聴率 10.8%で、真裏で放映された特番ドラマ『遺留捜査』の12.8%に惨敗してしまった。米倉サイドは、『アウトバーン』の連ドラ化を狙っていただけにショックだったようです」(芸能プロ関係者)

 しかし、米倉の差し入れの効果は絶大。スタッフはこれで馬車馬のごとく働くのだという。
 「これだけされたらやる気を出さない訳がありませんよ」(関係者)

 “視聴率女王”は“差し入れ”でも女王だった。