30日放送、日本テレビ「メレンゲの気持ち」では今年3月に引退を表明した元大相撲力士・琴欧洲が出演。引退後の生活や妻との馴れ初めを語った。

「12年間相撲をすれば取組が1000近くあります」という琴欧洲は、印象に残る取組を初土俵といい、一番嬉しかったことを訊かれれば「最初入ったのは弟子ですね。給料がないんです。関取に上がると給料貰えるし個室部屋になるし付き人もついてる。一番嬉しいのは関取に上がった時。(給料は)90万です」と語った。

すると、懸賞金や退職金についても言及した琴欧洲。「(懸賞金は)最初から引かれています。税金と税金のための積立て。じゃないと後が怖い」と話すと、退職金は「ありましたね。幾らだったかな。一場所に対して幾らです」といい、こちらは具体的な言及を避けた。

引退後の生活は「親方としては新人。一番下から。協会の仕事をゼロから勉強させて貰ってます。弟子の指導もそうですね。7時過ぎに起きていたのが2時間はやくなった。5時過ぎから稽古場にいます」といい、食事についても「だいぶ減りました。普通の一人前。3人前ですね。24時間中お腹減ってます。体重を少しずつ落としながら」と語り、健康のためにダイエットをしているという。

その他にも、10年前に出会ったという妻・麻子さんとは「名古屋場所の時、佐渡ヶ嶽部屋と女房の実家が近いので、駅で会いました」という琴欧洲は、麻子さんからのアンケートで「声を掛けるのはとても慣れているように感じた」などと指摘されると苦笑い。「付き合った当時はカタコトだったので“これからお見合い行ってきますとメールが入り複雑な気持ちになったが、実際は病院にお見舞いに行く」と紹介された。