笑っていいとも!』の8代目いいとも青年隊を務めた、双子の工藤兄弟。未来の男性アイドルを目指してホリプロからデビューしたのだが、本人たち曰く「芸能界で需要が無くなった」ことから、2008年に芸能界を引退した。42歳となった現在、2人は何をしているのだろうか。

大手プロダクションから爽やかなアイドルイメージで売り出された工藤兄弟だったが、いいとも青年隊卒業後はそのアイドル路線で突き進むことは難しくなってしまう。1993年芸能人運動会でのタレントの坂本一生との大乱闘騒動以来、爽やかイメージが一転してしまったのだ。

それ以来工藤兄弟の仕事は減る一方だったため、やむなく2008年に芸能界を引退。4月21日放送の『明石家さんまの転職DE天職』(日本テレビ系)にVTR出演した工藤兄弟によると、2人は現在、体操の指導員として活躍しているそうだ。子供向け体操教室を開校し、幼稚園児から中学生まで約500人の生徒を教えているという。また個々で幼稚園で体操のレッスンを受け持ったり、体幹トレーニングの指導も行っている。年収はタレント時代よりも4倍に増えた。

大勢の幼児に何かを教えることは、簡単なことではない。繰り返し教える根気と、子供たちを引きつける巧みな話術も必要になってくる。需要が無くなって芸能界を去った―と語った工藤兄弟だが、その芸能界で学んだことが今の仕事の成功に繋がっているのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)