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現地4日、クリーブランド・インディアンスはジェーソン・キプニスと6年$52.5Mで契約延長に合意した。2020年は$16.5Mのオプション。キプニスは2017年シーズンオフにFAとなる予定であったが、チームは最大で2020年までキープ出来る。

マイケル・ブラントリー(4年$25M)&ヤン・ゴームス(6年$23M)のエクステンションに次いで、インディアンスがコア・プレーヤーに大きなオファーを提示した。キプニスは2012年からチームのレギュラー2Bとしてプレーをスタートし、ここ2年で31ホーマー&61盗塁&OPS.765をマーク。2013年はOPS.818のオフェンス&平均以上のディフェンスでチームトップのWAR5.9を叩き出し、初のオールスターでのプレー&MVPレースで得票11位に食い込んだ。

エースのジャスティン・マスターソンとの交渉には失敗したが、ブラントリー&ゴームス&キプニス&カルロス・サンタナと4人のコア・プレーヤーを2017年シーズンまでキープ出来る点で、インディアンスのチーム作りは着実に歩を進めている。チームはキプニスとの交渉を2013年のスプリング・トレーニングからスタートしており、これは彼のポテンシャル面のアップサイド、そしてメンタリティに惚れ込んでいたことを明らかに示すモノだ。OFからコンバートされた2Bとして平均以上のディフェンダーへと成長した点や、シーズンスタート前に「自分、そしてチーム全体で向上を辿りたいんだ。1歩進んで、2歩戻るようなマネはしたくない」とのコメントからも、キプニスの向上心を知ることが出来る。

かくして、インディアンスのフランチャイズ・プレーヤーとしてのシーズンをスタートさせたキプニス。2014年シーズンは3試合でプレーしOPS.593に止まっているが、リーグトップタイに並ぶ2盗塁をマークと、パワー&スピードを両立した「らしさ」は失っていない。

Text by Koichi MIYAZAKI
写真:https://www.flickr.com/photos/keithallison/7476636270/in/photolist-co6KVQ-ajLFcn-cpf217-coGXCm-coDa8Q-coEwe3-coExSo-cphrcu-cpgpth-cpfC5J-coFHtU-cpgaEY-coEzkm-coGWoN-coEASG-coFFSs-cnCkwu-eUM5Gx-coJo6f-eUP22a-cpkNzh-62v5hT-eVKuxm-eVx1hi-co8Lmb-co8JMu-c7jJtq-6uDMWr-eZnboj-eZaPNH-eZnaXy-bUztLv-c7jrYU-c7jAnu-c7jSBo-c7jTGQ-c7jGhu-c7k5jJ-ej1idB-c7jFxh-c7jFdo-ej77MC-d4kV6Q-fBRS6i-fBRMc6-d4kQDW-fBRRA2-d4kT75-ej77Ah-c7jU6Q