今さら聞けないGメールの乗っ取り防止と対策

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今やスマーフォン(スマホ)やパソコンなどでも活用されているGoogleのメールサービス「Gmail(ジーメール)」ですが、著名人のアカウント乗っ取りなども発覚し、安全性にも陰りがでています。

自分の身は自分で守ろうということで、乗っ取られない予防対策をチェックしておきましょう。


■メールアドレスは公開しない
意外と多いのがこのケース。FacebookやTwitterなどのサービスを利用する際に、Gmailのアドレスをうっかり公開したりすると大変危険です。Facebookなどにおいて、プロフィール設定などでメールアドレスを入力する場合、公開設定は自分のみにして、他者には見えないよう非公開設定にしておきましょう。


■パスワードを複雑なものにする
これもよくあるケース、誕生日などわかりやすい文字列は禁物です。英文字+数字+記号がベストで、できることなら定期的に変更するといいでしょう。


■Googleアカウントの2段階認証を設定する
Googleの2段階認証の仕組みは、下記のようになっています。

1.アクセスしてパスワードを求められるので、通常どおりユーザー名とパスワードを入力します。

2 テキスト、音声通話、モバイル アプリで送信されたコードの入力を求められる。
自分のパソコンだけコードの入力が不要に設定しておけば、自分以外のパソコンから別のユーザーがログインしようとするとコードの入力が求められて、アカウントが保護されます。


■もし乗っ取られてしまったら

・まずはGoogleに連絡しましょう。

・パスワードを変更しよう
既にログインできなくなっている場合は、Google「アカウント再設定フォーム」でパスワードリセットの依頼を出して再設定をしましょう。


非常に便利なGmailですが、ほかのメールと同じく、知らない第三者にメールアドレスが見えないようにすること、パスワードはしっかり更新しておくこと、といった基本的な部分を見直すだけで、乗っ取られる可能性は低くなります。