CSKAモスクワMF本田圭佑がすぐにミランへ移籍することはあるのだろうか? ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は否定している。イタリアへ戻ってきた同代表取締役は、次のように語った。

「(フィオレンティーナMFアデム・)リャイッチについては、オファーを出したが彼らが受け入れなかった。マーケットというのはこういうものだ。本田は1月に来る。彼ら(CSKA)がその前にくれるなら良いが、そうじゃなければ待つ」

一方、CSKAのエフゲニー・ギネル会長は、「私はこれらすべての噂にうんざりしている」と話している。交渉が大詰めという噂を否定する同会長は、『Sport Express』でこのように語った。

「ミランはこれらのおしゃべりを終わらせなければいけないと理解しなければならない。取引はしないからだ。我々は本田をミランに売らない。500万ドル(約4億8000万円)だろうが、1000万ドル(約9億6000万円)だろうがね」

「我々は、欧州のビッグクラブだからと選手たちを売ることはしない。その例は欠かないはずだ。だが、それぞれが交渉における倫理を尊重しなければいけない。我々は見るに堪えない態度を許すつもりはない。どこであっても、だ。オファーを考慮する用意は十分にある。それが正式なクラブからのオファーであればね。だが、彼らはCSKAを通り越して本田と我々を衝突させようとした」