中国大手検索サイト「百度」の掲示板に「韓国人ってインスタントラーメンを極めてるよね」というスレッドが立てられた。スレ主である巴拉拉heavenさん(ハンドルネーム)の主張に対して、中国人ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

 スレ主は、中国人にとってのインスタントラーメンとは、忙しい時や食事を作れない時に食べるものだが、韓国では日常よく食べる物の1つだと紹介。インスタントラーメン専用鍋を発明したり、インスタントラーメン専門店まであったりと、韓国はインスタントラーメンを極めていると、自身の見解を語った。

 スレ主に対して、「韓国のインスタントラーメンがもっともおいしいというのは、世界が認めるところ」と、インスタントラーメンを支持するコメントが寄せられたがごく少数だった。

 ほとんどの意見は“しょせんはインスタントラーメン”というもので、「どんなに極めてもインスタントラーメンに過ぎない」、「インスタントラーメンはどんなに良いものでも、ファーストフードに過ぎない。インスタントラーメンでどうのこうのとか、話す気にもなれない」と、中国のネットユーザーも半ばあきれているようだ。

 ほかには、「肉が食べられない国が、ついにインスタントラーメンを食べられるようになったというのは大きな進歩だ」、「大使ですらインスタントラーメンを美食として宣伝するような国なのだから、たかが知れている」と、美食の宝庫である中国からすると、インスタントラーメンは取り上げるにも値しないということのようだ。

 韓国のインスタントラーメンといえば、辛ラーメンが有名だ。日本でも販売されているため、食したことのある人も多いだろう。東日本大震災が発生した際、食料品が枯渇する騒ぎとなったが、辛ラーメンだけは大量に売れ残ったことがネット上で話題となった。(編集担当:畠山栄)