「ブラッター? ぼけているな。プラティニ? 無能だ。FIFAとUEFA? マフィアみたいだね」

代理人のミーノ・ライオラ氏は、黙って見ている人間ではない。もはや、サッカー界は著名な代理人たちに支配されており、彼はそれを完璧に代表するエンブレムだ。彼らはますます力を持っており、より声を上げるようになっている。

だからこそ、ライオラ代理人はスウェーデン『Sport-Expressen』で、自由にその声を出し、自らの考えを明かしているのだ。サッカー界を公式に統率している人たちにも、こぞってネガティブな発言をしている。

FWズラタン・イブラヒモビッチやFWマリオ・バロテッリ、MFマレク・ハムシクの代理人であるライオラ氏は、まずバロンドールについて「重要な賞となるのは、イブラヒモビッチが受賞したときだけだ。もう何年も前から、彼はすでに受賞すべきだったんだよ。だが、政治的で腐敗した賞なのさ」とコメントした。

続けて、FIFAとUEFAについては「まったく透明な組織などではなく、ある面ではマフィアみたいな組織と比較できるだろう」と発言。両組織を率いる会長たちについても、次のように話している。

「(ゼップ・)ブラッターはぼけた独裁者だ。(ミシェル・)プラティニは無能であり、ファイナンシャルフェアプレーがそれを示している。UEFAとFIFAにとって、カタール王族がパリ・サンジェルマン(PSG)のスポンサーになるのはいけないそうだが、だったら、チャンピオンズリーグのスポンサーはどうなる? プラティニはPSGと報酬を批判するが、その金はUEFAに入るんだ」

「私がUEFAの会長だったら、どこに金が行っているかを示すために、収支を公表するね。すべての決定は多数によって下されるべきだ。だが、まったくそうはなっていない」