マンUのOBチャールトン氏「倒さなければならないのはバルセロナ」
 イングランド代表およびマンチェスター・Uの伝説的選手であるボビー・チャールトン氏が、スペインの『Catalunya Radio』とのインタビューに応じ、バルセロナのフットボールを称賛した。

 昨シーズンのチャンピオンズリーグ決勝でバルセロナと対戦したマンUは、ロンドンのウェンブリー・スタジアムで1‐3で敗れている。チャールトン氏は、バルセロナの力量を最大限に評価する一方、母国で行われた大一番での敗戦を苦々しく振り返った。

「バルセロナは、世界中がうらやむほどの中盤と前線のクオリティの高さを有している。我々はウェンブリーで彼らに赤っ恥をかかされた。あのようなことが二度と起こらぬよう、我々は最大限の補強を行った」

 一方、リーガ・エスパニョーラの2強についてコメントを求められたチャールトン氏は、現在首位に立つレアル・マドリードよりも2位バルセロナの方が特別なチームであるとの見解を示した。

「レアル・マドリードがバルセロナを勝ち点で上回ることは可能だ。事実、リーガ・エスパニョーラで首位を走っているのはレアル・マドリードだ。しかし、フットボールにおけるあらゆる要素から総合的に判断するのであれば、最強を名乗るために倒さなければならないチームはバルセロナだ」

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