バルセロナとレアル・マドリーが、サンパウロの19歳MFルーカス・ロドリゲス・モウラの獲得を争っている。スペインで大人気の同選手だが、現地メディアによると、両ビッグクラブが狙っているようだ。

だが、『コンフィデンシャル』によると、争奪戦をリードしているのは、すでにサンパウロとの交渉を始めているレアル・マドリーだそうだ。レアルの関係者はサンパウロのフロントや、選手の代理人であるワグネル・リベイロ氏とコンタクトを取っているという。

ルーカスは昨年、契約を2015年まで延長しており、解除金は8000万ユーロ(約78億1000万円)。同選手の獲得にはインテルも関心を示している。なお、バルセロナはこの日、DFエリック・アビダルとの契約延長を発表した。

フランスでは、すべてがパリ・サンジェルマン(PSG)を中心に動いている。今回、同クラブへの入団が報じられたのは、元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏だ。カルロ・アンチェロッティ監督の招へいに続き、レオナルドSD(スポーツディレクター)がアドバイザーとしての入団を望んでいるという。

『レキップ』によると、マルディーニ氏は14日、レオナルドSDやアル・ケライフィ会長とともに、PSGが3−1と勝利したトゥールーズ戦を観戦したとのことで、同紙に対して「いずれにしても、いつも言ってきたように、オファーがあれば検討する」と話したようだ。

イングランドでは、チェルシーがユヴェントスとの争いを制し、ボルトンからDFギャリー・ケイヒルを獲得した。また『デイリー・ミラー』によれば、リヴァプールがトッテナムFWジャーメイン・デフォー獲得に1000万ユーロ(約9億8000万円)を準備しているそうだ。トッテナムはハリー・レドナップ監督がマルセイユからロイク・レミーの獲得を望んでおり、デフォー移籍が実現するかもしれない。

一方、ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、バイエルン・ミュンヘンとレヴァークーゼンがマンチェスター・ユナイテッドFWディミタール・ベルバトフを狙っているという。だが、同選手にはアンジ・マハチカラも関心を寄せているそうだ。

なお、フラメンゴFWロナウジーニョはクラブと対立しているが、コリンチャンスへ移籍することはないそうだ。幹部が同選手への関心を否定している。一方でフラメンゴのパトリシア・アモリム会長は、近いうちに延滞している5カ月分の給与を支払うと保証した。