アイドル集団の「アイドリング!!!」から卒業した、フォンチー (撮影:野原誠治)
アイドル集団「アイドリング!!!」の二人、谷澤恵里香(21)とフォンチー(21)が23日、都内で行われた卒業記念ライブをもって、所属を離れた。

会場は、抽選で選ばれた800名のファンでビッシリ。スタート当初(2006年の10月30日)から、1期生メンバーとして活躍してきた二人の卒業ステージを見届けた。

二人がステージを降りる間際に告げた“卒業メッセージ”。その内容を受けて、同じ1期生・横山ルリカの“別れの挨拶”が印象的だった。

(以下、そのやり取りの一部)

フォンチーの“卒業メッセージ”
6年前の10月30日、お客さんが0人のところから、アイドリングの活動が始まりました。自分たちの持ち歌も無く、1からというより、0からのスタートでした。6年前の自分は、いま見える、目の前の光景(満員の客席)が想像できなかったと思うし…(涙があふれ、声もつまる)。この6年は、決して楽しいことばかりでなかった。辛いことのほうが、むしろ多かったと思う。それでも、6年間も続けてこれたこと、無駄にはなりませんでした。それは、こんなにも愛がたくさんあるアイドリングに出会えて、本当に、私は幸せ者だなぁと思うからです。大好きな巣から離れるのは、寂しいけれど、また違うフィールドでみんなと会えるように…。そのときは、ファンのみなさんの応援を背負って、フォンチー個人として、笑顔を届けられるように、これからも日々努力していって、成長できたらと思っています。

フォンチー(アイドリング!!!) フォンチー(アイドリング!!!) フォンチー(アイドリング!!!)
フォンチー(アイドリング!!!)


谷澤恵里香の“卒業メッセージ”
今日卒業します。今度からは、別の現場で、谷澤恵里香とアイドリングがライバルとしてお仕事が出来ることをイメージしています。その場所まで、たどり着けるよう、頑張りたいと思います。2期生、3期生、4期生のみんな!入ってきてくれてありがとう!本当に安心して、抜けられるわっ!

谷澤恵里香(アイドリング!!!) 谷澤恵里香(アイドリング!!!) 谷澤恵里香(アイドリング!!!)
谷澤恵里香(アイドリング!!!)


横山ルリカの“別れの挨拶”
(マイクを渡されると「これを言っちゃうと、終わっちゃうの?」と言って最初、大泣きしていた)家族より、中学生のときや高校生の友達よりも、長い時間を一緒に過ごしてきた。もう仲間とか、友達という言葉じゃ言い表せないぐらい。それを超える存在だと思っています。二人が一番やりたい仕事ができるように私、心から祈っています。2013年に1期生が再会するという約束もある。1期生の絆は、それぐらいに強いと思っています。

横山ルリカ(アイドリング!!!) 横山ルリカ(アイドリング!!!) 横山ルリカ(アイドリング!!!)
横山ルリカ(アイドリング!!!)


それぞれ、今後はソロ活動になると発表。フォンチーは芝居、谷澤はバラエティーでの活躍を目指す。

谷澤恵里香
この日の卒業ライブをもって、アイドリング!!!の活動にピリオドを打った谷澤恵里香