ナポリは2日のチャンピオンズリーグ・グループリーグ第4節で、バイエルン・ミュンヘンに敵地で2−3と敗れている。だが、ワルテル・マッツァーリ監督は誇りを胸に、チームのパフォーマンスに拍手を送った。

「彼らは2本のシュートで2点のリードを奪った。我々は何度かチャンスを外してしまったね。3点目に関しては、我々が交代を間に合わせることができなかったんだ。だが、後半は素晴らしかった。10人になってからも、我々はあらゆることに挑戦したよ」

「ナポリには満足して帰る。負けたことだけが残念だよ。だが、ここで、長時間にわたって自分たちのプレーをするのは、誰にでもできることじゃない。彼らは怪物なんだ。序盤はナポリの方が良いプレーをしたけど、彼らに決定力があった。後半は彼らに守備をさせた。これ以上、選手たちに何を求められるっていうんだ」

「今日は前回の対戦よりも良いプレーをした。だが、今回は負けたんだ。(ギョクハン・)インレルが序盤に上がり過ぎだったかもしれないが、軽率だったのはディフェンスの方だよ。ただ、こういう相手にはある程度やられるものだ。それでも、我々は意識を保った。プレーにおいては、欧州最強のチームの一つを相手にしても劣っていなかった」

また、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長も満足しているようで、次のように話している。

「私からすれば、この敗戦は勝利と同じ価値がある。日曜のユヴェントス戦? 国際舞台での戦いが終わってから、リーグ戦により集中できるようになるだろう。私は満足しているよ。