ナポリは29日のセリエA第10節で、カターニアに敵地で1−2と敗北を喫した。ナポリのワルテル・マッツァーリ監督は試合後、『メディアセット・プレミアム』に対し、「我々は不当に負けた」と主張している。その上で、同監督は次のように続けた。

「だが、我々は前進する。今は(チャンピオンズリーグの)バイエルン・ミュンヘン戦について考える。それからは、次のユヴェントス戦だ。残念ながら、5、6人の選手たちとやるしかないけどね。大半の選手たちが代表に向かうだろうし、以前より疲れて帰ってくるはずだからだ」

ナポリは前半終盤にMFマリオ・サンターナが退場となり、後半のすべてを10人で戦うことになった。マッツァーリ監督はこの件について、このように話している。

「ジャッジについては話さない。ピッチにいた間、サンターナはベストプレーヤーの一人だった。我々はプレーに関して試合を支配していたし、2−1とするチャンスもあったが、ゴールライン上でクリアされてしまったんだ」

「数的不利にあったにもかかわらず、後半の我々はかなりの時間、カターニアを相手陣内へと押し込んだ。それに、あのぎりぎりのところでのクリアもあった。サッカーとはこういうものでもあるんだ。うまくいくときもあれば、そうじゃないときもある。だが、このままのプレーを続ければ、今後の試合ではうまくいくはずだよ」