26日のセリエA第9節で、ウディネーゼをホームで2−0と下したナポリ。試合後、ワルテル・マッツァーリ監督も含めて誰も口を開かなかったが、唯一コメントをしたのが先制点を挙げたFWエセキエル・ラベッシだった。

ホームでのゴールを取り戻したラベッシは満足感を表している。久しぶりのゴールに喜びを感じているようだ。

「もちろん、1年ぶりのサン・パオロでゴールはとても素晴らしかったよ。でも、ストライカーとして、僕はもっとゴールを決めなければいけない」

「自分がゴールを決めなければいけないことは分かっている。でも、決まらなかったとしても、それで意気消沈することもないよ。僕はチームに貢献しようとプレーしている。全力を尽くそうとしているんだ」

首位に立っていたウディネーゼを相手にしての勝ち点3は、ナポリにとって非常に大きな価値がある。

「僕らもまだいるってことさ。望んでいたように勝ち点を積み重ねられないときもあったかもしれない。でも、今日はそれを実現できた」

一方、ウディネーゼのフランチェスコ・グイドリン監督は『スカイ・スポーツ』に対し、「ナポリの方がより多くのことをやった。我々も良い試合をしたけどね。彼らは勝利にふさわしかった」とコメント。次のように続けている。

「悔しさはあるよ。我々が追いつけるかもしれなかった場面で、(ナポリGKモルガン・)デ・サンクティスに阻まれ、それから前半終盤に2点目を許してしまったからね。だが、選手たちに非難すべきことはなかった。ナポリはリーグ最高のチームだ。とても美しく、ダイナミックなサッカーをする。難しい試合になることは分かっていた。我々には追いつくチャンスがあったが、うまくいかなかったね。もっとうまくやれるはずだが、これで良いさ」

また、グイドリン監督はFWアントニオ・ディ・ナターレを招集しなかったことについて、「調子が良くなかった。彼は34歳だし、注意深くケアしていかなければいけないんだ。それでこういう選択をしなければならなかった」と説明している。