23日のセリエA第8節で、カリアリと敵地でスコアレスドローを演じたナポリ。ワルテル・マッツァーリ監督は試合後、『スカイ・スポーツ』に対し、次のように話している。

「後半のプレーには満足している。だが、我々はもっと決定力をつけなければいけない。あまりにミスをし過ぎている。ゴールをなかなか奪えていない」

「(エディンソン・)カバーニ? 戦術的には素晴らしい試合をした。今の彼はゴールを決めることができていない。去年はもっと簡単に決めることができていたんだけどね。おそらく、多くの試合をこなしていることで、少しキレを欠いているんだろう。ほかの代表選手たちにもあることだ。いずれにしても、予期していた問題だよ」

交代時に水のボトルを投げつけるなど、怒りをあらわにしていたFWエセキエル・ラベッシの交代について、マッツァーリ監督はこう語った。

「彼は自分のパフォーマンスに満足していなかった。彼はもっとやれるんだ。今日はその選手の日じゃないと思ったら、ほかの選手たちをプレーさせるのが正しいことだよ」

一方、カリアリのマッシモ・フィッカデンティ監督は、「0−0で終わるべきじゃない試合というのがあるなら、まさしくこの一戦だろう」とコメント。3位につけている同監督は、『スカイ』に対して次のように続けている。

「我々は素晴らしいチームを相手に互角に戦った。この結果は自信につながるよ。だが、我々の目標は(スクデットとは)違うよ。最初の15分間はナポリが出てきて、苦しんだが、我々はあらゆる点で素晴らしい試合をした。うまくコンパクトに保ったね」