ナポリは18日のチャンピオンズリーグ・グループリーグ第3節でバイエルン・ミュンヘンと対戦し、ホームで1−1と引き分けた。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は『メディアセット・プレミアム』に対し、「素晴らしいパフォーマンスだった。(モルガン・)デ・サンクティスがPKを止めたり、おそらくは我々にPKがあったはずであることを考えればね」とコメント。次のように続けている。

「マンチェスター・シティが終了直前に勝ち越したのは残念だ。(ワルテル・)マッツァーリ監督の素晴らしい采配ぶりを強調しておきたい。彼は気迫を見せてくれた。激しい緊張感のある試合では、ちょっとしたことでミスをしてしまう。(エディンソン・)カバーニが交代に落胆していた? 当然だ。だが、彼がロボットではないことや、みんなチームのために戦っているということを分かっていなければならない。チームのための監督の采配は、すべて落ち着いて受け入れなければいけないよ」

一方、マッツァーリ監督は『スカイ・スポーツ』に対し、「相手はとんでもない価値を持ったチームだった」とコメント。次のように続けている。

「我々はうまくやった。結果だけではなく、良いパフォーマンスだったよ。いくつか、ウチにとってうまくいかなかった場面もあったが、素晴らしいチームを相手に妥当なドローだった。バイエルンはボールを持つと何でもできるが、プレッシングもうまかった。フィジカルがとても強いチームだからね。我々は何度かボールを失ってしまった」

「簡単じゃなかったよ。相手はとても強いチームで、彼らは絶好調なんだ。10試合で25ゴールを決め、1失点しかしていなかったんだよ。我々は(マレク・)ハムシクのチャンスで2点を決めてもおかしくなかった」

また、マッツァーリ監督は普段と異なるチームで臨むことも考えていたと明かしている。

「4バックを考えていたんだ。だが、それは危険な選択だった。5人で守っていれば、彼らの飛び込みをとらえられたが、4人だったら危険だっただろう。最終的にはうまくいったよ」

バイエルンのPKを止めたデ・サンクティスは、「(マリオ・)ゴメスのPK? リーグ戦での前回の彼のPKを見ていたんだ。右に蹴っていた。だから、反対側に飛んだんだよ」と話している。