18日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグ第3節で、バイエルン・ミュンヘンをホームに迎えるナポリ。ワルテル・マッツァーリ監督は「新たな歴史の1ページを築きたい」と語った。同監督は前日会見で、国外でナポリが称賛されているのに対し、イタリア国内では偏見を持たれていると話している。

「イングランド、ドイツ、スペインでは、ナポリが完成されたチームだということが分かっている。我々が自分たちからプレーするサッカーをやっているということに、彼らは気がついているんだ。だがイタリアだけは、存在しないことを言っている。カウンターのことばかりを騒いでいるんだ。だが我々は、ポゼッションを狙っている。何年もこの仕事をやっているから、慣れているけどね」

「結果を残すためには、完璧な試合をする必要がある。バイエルンはこれ以上ないほど優れたチームで、今は絶好調だ。ここ10試合で9勝し、残りの1試合も引き分けている。25ゴールを決め、失点は1ゴールしか許していない。我々が対戦するのは、世界的に最高の伝統を持つチームなんだ。我々はバランスを保ち、相手が少しでもミスすれば、それを生かそうとしなければいけない」

一方、MFマレク・ハムシクは、こういった試合が「子供のころから戦うことを夢見てきた」一戦だとコメント。次のように続けている。

「バイエルン戦はグループリーグ突破に向けて決定的な試合ではない。上位に位置する2チーム同士の、素晴らしい一戦だ。観客が僕らに手を貸してくれるだろう。準備はできているよ。僕は、バルセロナとともに、バイエルンが世界最高のチームだと思っている」

マッツァーリ監督はレギュラーを起用する模様。リーグ前節のパルマ戦からは、MFフアン・スニガがMFアンドレア・ドッセーナに代わって先発する以外、メンバーに変更はないようだ。