ナポリは18日、今シーズン最も素晴らしく、最も重要な一戦を迎える。本拠地サン・パオロにバイエルン・ミュンヘンを迎えるチャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグ第3節だ。サン・パオロは満員に埋まる予定で、チケット売上は歴代最高となるだろう。リーグ前節のパルマ戦での敗北を忘れるには最適の機会となる。

バイエルン戦のメンバーについては、中盤でMFブレリム・ジェマイリがMFワルテル・ガルガノの代わりに先発する可能性がある。もちろん、その横にいるのは、MFギョクハン・インレルだ。一方、MFクリスティアン・マッジョはすでにパルマ戦からページをめくっており、次のように話している。

「結果を残していれば、より落ち着いてバイエル戦を迎えていたかもしれない。でも、僕らが(CLに)気をそらされていたということはないと思う。ただちょっと、精神的に調子を落としてしまっただけさ。でも、今は前を見なければいけない。火曜はとてつもないチームとの対戦なんだ」

一方、バイエルンはマッツァーリ監督率いるナポリに賛辞を送っている。ディレクターのカール=ハインツ・ルンメニゲ氏は、ミュンヘンのメディアに対し、「ナポリはセリエA全体で最強のチームだ。我々はグループリーグを首位で終えたい。だが、サン・パオロでの試合なら、ドローでも良いだろう。難しい試合になるだろうね」と語った。

また、クリスティアン・ネルリンガーSD(スポーツディレクター)も、「サン・パオロは地獄のような雰囲気になるだろうね」とコメント。ユップ・ハインケス監督は「ナポリはとても恐るべきチームだ。運動量があり、美しいサッカーをする。まったくイタリアらしくないね」と話している。