ナポリは15日のセリエA第7節で、パルマをホームに迎える。チャンピオンズリーグのバイエルン・ミュンヘン戦を控えるナポリだが、パルマ戦も同じととらえているようだ。ワルテル・マッツァーリ監督は、パルマ戦でローテーションを採用することなく、レギュラーを全員起用すると話している。唯一の例外は、代表から最後に戻ってきたMFフアン・スニガだ。彼の代役は、MFアンドレア・ドッセーナが務めるだろう。

「パルマ戦は新たなサイクルの始まりであり、だからこそ誰も休ませる必要なんてないんだ。例えば、(エディンソン・)カバーニは、フィジカル的には調子良いんだよ。空き巣の被害? 私もサンプドリア時代に被害に遭った。嫌なことだが、起こり得ることだ。もちろん、我々は彼と家族をそばで支えるけどね」

「我々が本当にしなければいけない成長は、どんな相手であっても過小評価しないということだ。フィオレンティーナ戦やキエーヴォ戦でそれを見ることができた。パルマには重要な選手たちがいる。今、我々にとって最も大事なのは、そのパルマのことだけだ。選手たちにもそう言ったし、彼らは分かってくれていると思う」

もちろん、パルマで最も危険なのは、FWセバスティアン・ジョヴィンコだろう。

「非常にレベルが高い選手だね。DFたちもMFたちも、注意深く彼をマークしなければいけない。彼からのプレーを抑えようとしなければいけないんだ。素晴らしい発想力を持った、典型的なトレクアルティスタ(トップ下)だよ。だが今は、ああやって簡単にゴールも決めている」

サッカー界の多くの主役たちがストレスを訴えているが、マッツァーリ監督はこのように話している。

「(ズラタン・)イブラヒモビッチや(アントニオ・)カッサーノのこと? 我々が負っている責任を考えれば、精神的な疲れが少しあるのは普通のことだ。キャリアが短くなっているわけじゃないよ」