ナポリはFWエディンソン・カバーニがウルグアイ代表として、ボリビアやパラグアイとの2014年ワールドカップ(W杯)予選に出場しないことを願っている。だが、セリエA前節のインテル戦を欠場した同選手は、足首のねん挫から回復したようで、出場に向けて名乗りをあげた。

「僕はプレーしたい。ボリビア戦に向けてとても楽観しているよ。早くに回復できた。インテル戦も出たかったんだけど、テストで少し痛みを感じて、諦めなければならなかったんだ。でも、今から金曜まで、まだ回復するための時間はある」

カバーニはW杯予選突破がウルグアイ代表の目標だと話している。

「ブラジルW杯への出場権を得ることが目標だ。僕らはこの数年間で、非常に重要な結果を手にして、自分たちの価値を示した。今では全世界が、僕らに何ができるかを知っているはずだ。グループはすごくまとまっている。優勝したコパ・アメリカでも分かったよ。僕は多くの試合をベンチから見守った。ピッチだけじゃなく、その外でも、真の男たちによるチームなんだと分かったんだよ」

また、カバーニは、自らのゴールもあって飛躍しているナポリについても言及している。

「いつだって、ゴールを決めるのは、選手にとって非常に重要なことだ。ナポリの人たちは毎日愛情を示してくれるし、僕がこれ以上を求めるなんてできないよ」

ナポリのサポーターが夢に見ているのは、スクデット獲得だ。カバーニも次のように続けている。

「スクデットを争うのは、僕の夢の一つなんだ。ただ今は、代表のことと、W杯予選のことだけを考えているけどね」

なお、ナポリはFWゴラン・パンデフが左太ももの筋肉を損傷していることが判明。インテル戦で負傷した同選手は、アルメニアやスロバキアとのEURO12予選を欠場することになった。パンデフは2カ月の離脱が見込まれるが、イタリアへ戻ってからナポリで検査を受けることとなる。