1日のセリエA第6節でインテルと対戦するナポリ。ワルテル・マッツァーリ監督は前日会見で、負傷者の状況について、次のように語った。

「(クリスティアン・)マッジョは回復した。(サルヴァトーレ・)アロニカと(エディンソン・)カバーニはトライしているところだ。エディに関しては練習前に検査をし、様子を見てみる。昨日は走るよりも歩いていた。間に合わなければ、代わりの選手がこの状況にしっかり対応してくれるだろう」と語った。

だが検査の結果、カバーニは出場できる状態ではないことが判明。FWゴラン・パンデフとFWジュゼッペ・マスカーラがカバーニの代役の座を争っている。マッツァーリ監督はカバーニ欠場時のメンバーについて、次のように話した。

「解決策はいくつかある。それぞれ選手の特長は異なるんだ。会長はパンデフを推している? 決めるのは私だよ。とにかく、ゴランは良くなってきている。キエーヴォ戦でフル出場したのが良かった。メンタリティーもカバーニにすごく似ている。パンデフを先発させるなら、(エセキエル・)ラベッシと交互にセンターフォワードの役割をやらせるよ」

ナポリは17年前からサン・シーロでのインテル戦で勝利を収めていない。ここ4シーズンは常に敗れている。

「マンチェスター・シティやミラン、ビジャレアルとの試合で、我々は自信を身につけている。ジュゼッペ・メアッツァへの恐れはないと思うよ。むしろ、インテルの方だって、ナポリとの試合で最大限のプレーをしなければ、ネガティブな結果に終わるかもしれないということを理解しているはずだ。だから、最大限の集中力で戦ってくるだろう」

「去年のように、彼らは監督が変更している。(クラウディオ・)ラニエリ監督のおかげで、彼らは再びまとまっているね。私はラニエリ監督をすごく尊敬しているんだ。とても経験ある指揮官だからね。明日の試合は重要な一戦だが、まだリーグ戦5試合目だ。スクデットが懸かった一戦とは言えないよ」

それはまた、今のナポリにはヨーロッパという優先事項があるからでもあるだろう。

「我々はリーグ戦でもチャンピオンズリーグ(CL)でもうまくやりたいと思っている。だが、リーグ戦の方が取り戻す時間があるんだよ。だが、CLでは12月まで全力でいかなければいけないんだ」