27日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグ第2節で、ナポリはホームにビジャレアルを迎え、2−0と勝利している。ベンチで指揮を執ったワルテル・マッツァーリ監督は、かなりのエネルギーを消耗した様子で試合後のインタビューに臨んだ。少し気分も悪いと明かした同監督は、『プレミアム・カルチョ』に対し、次のように話している。

「我々の道は一つしかない。試合ごとに戦うしかないんだ。ウチの選手の大半は疲れ切っている。(クリスティアン・)マッジョに続いて(サルヴァトーレ・)アロニカも失ってしまった。たくさんの負傷者がいるんだ」

「こういうチームに勝つためには、大変なリズムで戦わなければならず、次の試合のことを考えていてはいけないんだよ。大変なスピードですべてのボールを争わなければならないし、2日ごとに試合があって回復することができない」

ナポリはリーグ次節でインテルと対戦する。マッツァーリ監督はすでにインテル戦のことを考えているようで、「幸いにも、インテルも大変な試合だったそうじゃないか。(クラウディオ・)ラニエリ監督も私と同じ問題を抱えるだろうね」と語った。

いずれにしても、ナポリは初挑戦のCLで堂々と戦っている。

「我々はかなりの仕事をしてきた。あるメンタリティーを叩き込むようにしたんだ。選手たちは素晴らしく、成長を望んでいる。私はいつも、相手ではなく、自分たちが求めるものを考えなければいけないと言ってきた。彼らはそのとおりについてきてくれている。これは監督にとって大変満足できることだ」

「ナポリは常にピッチにおり、決して屈することをしない。勝てないときもあるし、キエーヴォ戦では敗れた。だが、チームはいつもピッチでしっかりと戦っている」